一知半解なれども一筆言上

山本七平マンセーブログ。不定期更新。

生活保護受給問題で「硫黄島作戦」なんて知ってましたか?

久しぶりに赤旗ネタでも。

1月24日(土)付の赤旗のコラム↓を読んでいて、余りに違和感を覚えたので取り上げてみる。

■潮流

太平洋戦争で激戦の地となった硫黄島。
国土地理院が、呼び名を「いおうじま」から「いおうとう」に変えると発表したのは、二年前の六月でした

▼戦中まで住んでいた島民は、「いおうとう」といっていました。戦後、アメリカ軍は「いおうじま」とよび、東京都や地理院も、米軍にならいます。しかし旧島民は、戦争で奪われた故郷の名前を取り返したいと願っていました

▼地理院の発表から二十日余り。北九州で、いまも人々の記憶に鮮やかな事件が発覚します。生活保護を打ち切られた男性が、「おにぎり食べたい」と書き残し孤独死していました。市民たちは、「硫黄島作戦」による死、といいます

▼硫黄島の戦で日本軍は、米軍を水際で退けようとせず、上陸を許したうえで一人ひとり撃ち殺す作戦をとりました。同様に、いったん保護を認めておいて打ち切るやり方を「硫黄島作戦」とよんだのです

▼保護の申請に来た人を追い返す「水際作戦」も後を絶ちません。先日、大阪で、元派遣労働者が申請できないまま餓死したとみられる事件があったばかりです。

では、解雇されたり「硫黄島作戦」「水際作戦」にあったりしたらどうするか。自由法曹団の『なくそう!ワーキングプア 労働・生活相談マニュアル』(学習の友社)などが役に立ちます

▼才バマ米大統領映就任式で独立宣言の「幸福を追求する権利」をひきました。日本国憲法もうたう幸福追求の権利。その行使は、人権と人権保障のしくみを知ることから始まります。

【引用元:平成21年1月24日付赤旗一面より】


何か支離滅裂な感じのするコラムですね。
そもそも、生活保護の打ち切りのことを「硫黄島作戦」って言われているの?と疑問に思い、検索キーワード「硫黄島作戦 生活保護」でググッてみたところ、13,000件ほどヒットしました。

一応wikiにも載ってましたけど、なんだかなぁ…。
共産党関係者や一部の左翼だけの用語っぽい気がして仕方が無い。
グーグルの先頭ページに表示されているのも、共産党関係者っぽいものばかりだし…。

そもそも、硫黄島作戦というのは、水際で米軍を防げないから地下壕掘って抵抗したわけで、これじゃまるで米軍が被害者のような扱いに見えて仕方がない。実際には、日本軍の兵士の方がしんどかったと思うのだが…。

うがった見方をすれば、ここにも「日本軍=残虐」というイメージを見ることが出来る(書いている本人は否定するだろうけどね)。
普段は、米帝とか批難するくせに、太平洋戦争時の米軍をまるで正義の味方みたいに扱いがちだよね、左翼の連中は。

それはさておき、確かに、こうした水際作戦や硫黄島作戦なるものによって、本来保護を受けるべき人まではじいているとしたら問題はあると思うけど…。

ただ、実際に不正受給などの問題もあるわけだし、実務に携わる人間サイドから見たら、全て申請を受け付けて精査するというのは現実的に厳しいんじゃないだろうか?

批判するのも結構だが、その際、「硫黄島作戦」とか名付けるそのセンスがいただけない。
硫黄島で散っていった英霊に失礼ではなかろうか(…なんて思いもよらないのだろうけど)。

共産党の連中には、そんな名称つけて批難するよりもっと中身で勝負してもらいたいものです。

【関連記事】
・深谷市の生活保護不正受給について報道しない赤旗新聞
・日本人に足りないのは、「公の心」と「判断力」


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コメント

コメントありがとうございます

>仮)山田二郎さん

コメントありがとうございます。

>実際にはそれらの不正受給者を正当化する始末ですから。

そうなんですよね。
そのせいで割を食う「本当の弱者」のことはどうするんでしょう?
自分達を当てにしない、支持しないような弱者はかえりみるに足りない存在なのでしょうかねぇ…。

>社会や国に感謝する意識・態度が極めて薄いのもバッシングを正当なものと印象付けていたりしてね。

確かに保護を受けて当然という態度ですなぁ。
思うのですが、生活保護者の給付というのを、現物支給のような制度に改めるべきじゃないかと。そうすりゃ、旨味がなくなって本当に保護が必要な人だけが残るような気がするのですが…。あまりに単純かな??

>seeさん

初めまして。コメントありがとうございます。

>その政党が発行する新聞がおかしなことを書いたとしても何ら不思議ではないと思われます。

ま、仰るとおりなんですけどね。それでも、たまにはいいこと言っているんですよ、共産党は(理想だけで、実現手段は皆無に等しいですけど)。
どうも世間と意識がずれているので、たまに取り上げさせていただいているわけです。

>mugiさん

コメントありがとうございます。

>それこそ、ないものねだりもよいところではないでしょうか? そもそも政権もとれず支持されない日本共産党は、中身自体が全くない(笑)。

それをいっちゃあオシマイですが…(笑)。
ただ、赤旗読んでいると、どうしても「そりゃ、ちがうだろ!」という突っ込みを入れたくなってしまいまして…(汗)。ネタ元としては重宝してます。

>本当に共産主義体制になれば、もっとも困るのこそサヨクの方。彼らは共産貴族になることを夢想しているのでしょうが、資本主義体制下での不適応者などサバイバル出来ない。労働矯正収容所送り。

mugiさんの指摘するとおり、そうなるのがおちでしょう。
そもそも、共産党などと看板掲げていても、私有財産などを否定するつもりなど、誰一人思っちゃいないでしょう。ウソ看板掲げている人間など、誰が信頼しますか?

余計なお世話かも知れませんが、党名変えりゃいいのにね(ま、それが出来てりゃこれほどグダグダになることもなかったんでしょうけど)。

  • 2009/01/27(火) 00:26:24 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

中身

>共産党の連中には、そんな名称つけて批難するよりもっと中身で勝負してもらいたいものです

 それこそ、ないものねだりもよいところではないでしょうか? そもそも政権もとれず支持されない日本共産党は、中身自体が全くない(笑)。時に流行語を散りばめつつも、相も変らぬ陳腐なスローガンの長広舌の繰り返し。かつての共産主義のメッカである旧ソ連よりアメリカに行きたがった連中ですし。
 戦前の日本の共産党員も裕福な子女が多かったのは、日本国内では意外に知られていませんが、これもハイカラ式ファッションでやっていたのでしょうね。他国ではこれを不思議がられていたそうです。

『共産主義黒書<ソ連篇>』というブログ記事は面白いですよ。本当に共産主義体制になれば、もっとも困るのこそサヨクの方。彼らは共産貴族になることを夢想しているのでしょうが、資本主義体制下での不適応者などサバイバル出来ない。労働矯正収容所送り。
http://sasaki01.blog38.fc2.com/blog-entry-68.html

  • 2009/01/26(月) 22:03:26 |
  • URL |
  • mugi #xsUmrm7U
  • [編集]

支離滅裂も何も、
共産党は売国政党じゃないですかw

労働者を守れと言いながら
朝鮮人に参政権を与えようとしていたり、
移民法案を成立させようとしたり、
朝鮮や中国の走狗に成り下がってしまった政党です。

その政党が発行する新聞がおかしなことを
書いたとしても何ら不思議ではないと思われます。

  • 2009/01/26(月) 12:40:33 |
  • URL |
  • see #MNTOVLmk
  • [編集]

支離滅裂な発言をしていたとしても、

生活保護者の権利を叫ぶ連中が、不正受給者やそれに類する者の摘発・排除を率先して行なっていれば、さほど叩かれる事はないと思われますが、実際にはそれらの不正受給者を正当化する始末ですから。
それに、障害者にしろ生活保護受給者にしろ、社会や国に感謝する意識・態度が極めて薄いのもバッシングを正当なものと印象付けていたりしてね。
特殊な政治活動ばかりではなく、ちょっとした地域のボランティアなんかに率先して参加してれば、偏見を持つ者やバッシングを封じるのに極めて効果的だったりするんですがね。(特に子供の頃の刷り込み効果は大きい)
特に生活保護受給者の皆様は、時間だけはやたらとあるのですからね。(寝たきりの人間にやんなさいと言っているわけではありませんので)

  • 2009/01/25(日) 22:09:16 |
  • URL |
  • 仮)山田二郎 #JalddpaA
  • [編集]

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「一知半解知らずに劣れり」な自分ではありますが、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」…と、かの兼好法師も仰っておりますので、ワタクシもブログでコソーリとモノ申します。
一知半解なるがゆえに、自らの言葉で恥を晒すのを控え、主に山本七平の言葉を借用しつつ書き綴ってゆきたいと思ふのでアリマス。宜しくメカドック!!
日々のツイートを集めた別館「一知半解なれども一筆言上」~半可通のひとり言~↓もよろしゅう。

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