一知半解なれども一筆言上

山本七平マンセーブログ。不定期更新。

「話し合い」と「結果の平等」がもたらす「副作用」【その1】

日本人って「話し合い」がとにかく好きですよね。
何でも「話し合いで解決する」のを理想と考えている。
それは元来、「和」を尊ぶお国柄だからということに由来するのでしょうけれど。

確かに「話し合い」は大切ですし、重要だと思うのですが、それを声高に主張する人に限って、その「副作用」というものを認識していないのではないでしょうか。

そんなことを考えるキッカケとなった、山本七平のコラムを今日から何回かに分けて紹介して行きます。

「あたりまえ」の研究 (文春文庫)「あたりまえ」の研究 (文春文庫)
(1986/12)
山本 七平

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◆話合いの恐怖

人間は子供のときに頭に叩き込まれた図式が、生涯抜けないらしい。
これはあたりまえのことかもしれぬが、しかしそれは、必ずしもその人の宿命とはいえまい。

問題は、自分の幼時はこうであったから、こういう考え方をしやすいという自己把握をして意識的にそれを制御するか、表現だけは年齢や時代とともに変わっても、幼時に叩き込まれた図式に生涯呪縛され、その図式でしか思考も行動もできなくなるか、そのいずれになるかという点にあるであろう。

オトナとは何か。

簡単にいえば前者のことであり、後者は何歳になってもオトナとはいえまい

もっともこれは図式であって具体的内容ではないから、「そんなことを幼時に教えられたはずはない」と思われる事態を現出しても不思議ではない。

たとえば売春を行った女子高校生はほとんどが中以上の家庭であるという。

もちろんこれらの家庭で売春教育をしたわけではあるまいし、またそれを当然とする環境に教育されたわけでもあるまい。

いわば売春それ自体を教えられたわけではないのだが、補導されたときに異口同音に述べた言葉は、彼女らが子供のときから頭に叩き込まれた図式を示している。

彼女たちはこういった。

「相手も楽しいし、自分も楽しいし、世の中のだれにも迷惑をかけていない。そのうえお金が入る、どうしてこれがいけないのか」と。

これに対して「どう答えてよいか、わからない」といった意味の感想があったが、わからなくて当然である。
というのは、以上の言葉は、マスコミの主張の図式だから、その影響を最も受けやすい、いまの中以上の家庭の思考図式となって不思議でなく、彼女らが、その思考図式に従って行動し、同時にそう行動しましたといえば、これへの反論は成り立たなくて当然である。

もっともこういえばマスコミはそんなことを主張した覚えはないというかもしれない。
確かに売春防止法にマスコミは賛成した。

しかし、ここで売春女子高校生のいっていることは「前提なしの無条件の話合いに基づく合意が絶対であり、それを外部から拘束する法的・倫理的規範は一切認めない」こと、いわば超法規的・超倫理的な「話合いの合意」が絶対的な「義」で、これに干渉する権利はだれにもないということなのである。

となると、常々これを当然としている者には反論の余地がなくても、これまた当然なのである。

と同時にこの論理はそのまま汚職にも適用できる

すなわち「相手は金をもらって満足し、自分も便宜を計らってもらって満足した。しかも仕事がなくてこまっている自分が提示した納入価格は市価以下だから、納税者に迷惑をかけてもいない。相手もよかったし、自分もよかったし、世の中のだれにも迷惑をかけていないし、そのうえ従業員の給料を遅配させないのだから、こんなよいことはない。どうしてこれがいけないのか」と。

要約すればこれと同じになってしまう言葉は、政治家のロからも問題になっている商社のロからもでている。

もう一度いうが、これらの発想の基本にあるものは、超法規的な話合いとそれに基づく当事者同士の合意が一切に優先し、それが世の中に迷惑をかけねば「義」だという発想である。

そしてこれは常にマスコミに主張され、どんなことでも「政府はまず話合え」なのであって、その前には、法も社会倫理もすべて無視することが当然とされてきた

確かにそういっておけば、さしあたっての摩擦はない。

しかし原理原則というものは、それ自身が独立して自らの論理で作用して当然だから、子供たちはそれを無邪気に援用し、大人たちはそれを小ずるく援用するのもまた当然なのである。

だがこの場合もっとも問題なのは子供たちであって、彼女らの多くは、生涯この図式から抜けられないであろう。

もちろんこれは、彼女らだけでなく、その相手の彼らにとっても同じである。

いわばある種の思考図式が表面化しただけなのである。

それは時代が変わり環境が変われば別な表われ方をするであろうが、しかしその基本は変わらないのが普通である。

そしてこの発想からは、「相手も不愉快、自分も不愉快、しかも大きな損失をうけながら、なお、行わねばならぬこともあるし、この逆、すなわち前記のような状態でもなお行ってはならぬことがある」という規範は完全に欠落する

それが将来どうなるかはしばらく措き、ここで過去のことを振り返ってみよう。

次回へつづく)

【引用元:「あたりまえ」の研究/Ⅰ指導者の条件/話合いの恐怖/P79~】


そもそも、日本人が法を犯す際の最大の「歯止め」というのは、拙記事『「法」と「伝統的規範」との乖離』でもご紹介したように「人間関係」に基づく”規範”であって西欧のように「神の戒律」に基づく”規範”ではありません。

その「人間関係」に基づく”規範”というのも、別に絶対的な定義がある(あるとしたら、「他人に迷惑を掛けない」という前提ぐらい)わけではなく、人間関係に拠る”相対的なもの”に過ぎないのですよね。

そうした歯止めが、効かなくなってしまう一因に、この「話し合い」至上主義があるように思います。
周りに「迷惑を掛けず」に、「話し合って」決めたことなら、原理原則を無視しようが、法や規範をないがしろにしようが黙認されてしまう土壌がある。
そして、それに従わない”KY”な者を「排除」しようとさえする。

「迷惑を掛けない」ことや「話し合う」ことが、一種の「免罪符」や「禊」のように作用するわけですね。

日本人が暴走するとしたら、やはりこのパターンが一番ありがちなのではないでしょうか。

そうならないためには、山本七平の言うとおり、叩き込まれた「話し合い至上主義」の図式やその副作用についてしっかり把握し、”オトナ”になって制御する必要があるのでしょうね。

でも、この図式の呪縛に罹っている人は、依然としてたくさんいるように思えます。
マスコミも相変わらず「話し合え」と言ってますしね。

そういえば、最近、教育問題で「規範意識」を植え付けようという主張を見かけますが、上記のことを考えると、単にそう教え込むだけではムリなような気がします。
この「話し合い至上主義」の欠点について、自覚を持たせなければ、結局自分に叩き込まれたこの図式から逃れることはできないでしょうから。

次回もこの続きについて紹介していく予定です。ではまた。

【関連記事】
◆「話し合い」と「結果の平等」がもたらす「副作用」【その2】
◆「話し合い」と「結果の平等」がもたらす「副作用」【その3】
・「法」と「伝統的規範」との乖離
・日本人の刑罰観~死刑存置派がマジョリティな理由とは~
・「話し合い」と「結果の平等」がもたらす「副作用」【その2】


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コメント

Ejnewsさんへ

Ejnewsさん、レスありがとうございます。

フロンティア精神についての解説ありがとうございました。
アメリカといっても広いですから、場所によって様々な気質があるのでしょうね。確かにアメリカ人全てにフロンティア精神が宿っているとはいえないかも。

私も、正直なところ生半可な知識で考えておりますので、例えばなぜ同じ植民地からの独立国でありながら、アメリカで銃規制が出来ず、カナダでは銃の規制が出来ているのか?その理由がよくわかりません。

>其れと、“前提無し”とは意味が理解出来ないのですが?

これは表現が悪かったかも知れません。
要するに、話し合いが全てに優先し、当事者の合意が、社会的規範(前提)をも無視してしまいがちなことを言いたいのですが。

  • 2009/09/14(月) 21:41:11 |
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フロンティア精神

 アメリカの歴史については米市民だけでなく外国人も造られた神話を鵜呑みにしている人が多いので、もう一度説明させて頂きます。
 歴史的にはアメリカ人は国家の始まる以前から銃砲火器の個人所有率はそんなに高くなかったようです。合衆国が未だ東部の13州から其れ程西に発展してなかった時代の統計では狩猟に先詰めマスケットライフルをしようしていたと言う話は実は後に造られた神話で、狩猟の為には罠の方が好まれていたそうです。毛皮を傷つけない為だそうです。フロンティア精神も当時は貧しい農民が西に向かって土地を求めて進出していったのですが(原住民インデアンを犠牲にして。アメリカが英国植民地だった時代はアパラチアン山脈以西はインデアンの国家との協定が有り白人の西進は英国政府によって禁止されていたのですが、余談です。)彼等は現在考えられているほど銃砲火器は所有していなかったそうです。
 問題は北部工業、金融資本家と南部農業資本の対立が原因の南北戦争時代に兵器産業が拡大し(当然ですよね)敗北した南部白人人口から“米ライフルアソシエイション”や“KKK”等の白人優越主義保守団体が発生し彼等のプロパガンダや影響もあり、ポピュラーカルチャーでは西部劇のような神話が生まれる事になり余り歴史に興味の無い人々には映画等があたかも本当の歴史であるかの様に捉えられていると言う現状なのだそうです。ポピュラーな意味でのフロンティア精神は作家や映画業界の誇張なのだそうです。カウボーイは其の典型です。(確かに家畜を世話する人々は居ましたが映画のカウボーイとは一寸違っているようです。勿論、犯罪や銃撃戦も有った様ですが、其れは現在でも武器のある所の犯罪は当然武器が使われるのです)
 南北アメリカ大陸はどの国家も英国やスペイン、ポルトガルの植民地となり殆ど同様の過程で独立を勝ち得て諸国ですから米合衆国だけ特別と考えるのは如何考えても論理的ではないのでは?其の他にもフロンティアは西部の地域の特徴で伝統的に商業活動、産業の中心地は東部の州で彼等はフロンティア精神とは余り関係なくニューヨーク、シカゴ、ボストン等々の様にどちらかといえばロンドンやパリの様な洗練された都市生活が特徴でも有ります。
 統計については
 此処で取り上げられている統計は日本の収入人口分布と正比例しているので日本の中流以上の人々が“話し合いと言う特別な問題”を抱えている論理的証拠にはならないと言う事を言いたいのです。
 若し人口の多数を占める中流以上の過程の日本人が其の比率と比較して多いとか少ないとかになれば何か理由が有ると考えるのは当然ですが、正比例している場合は論議の証拠として使うのには問題が有ります。
 其れと、“前提無し”とは意味が理解出来ないのですが?
 何かを“話し合い”で決める為には意見の交換が必要で、其の為には議論、討論、座談会、フォーラム、etc,と言うありとあらゆる形でなされるのだと思いますが?
 アメリカでは資本層や保守富裕白人層から資金援助されている財団が多く(ヘリテッジファウンデーション、カトー、アメリカンエンタープライズインステシチューション、等800ほどの右翼財団があり彼等は資金力が有り、ヨーロッパや日本では当然とされている市民の権利を共産主義や社会主義の思想犯罪行為の様にメディアに流したりする活動をしています)メディア等でプロパガンダ活動を行い特にメディアとしてのテレビは彼等の影響下にあり本当の議論は殆ど不可能になっていますから、何か“前提”が無ければならない議論にはアレルギーを感じている米市民も最近は多くなって居る様ですが貴方の言う“前提”とはどう言う意味なのでしょうか?
 

  • 2009/09/13(日) 12:36:11 |
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Ejnewsさんへ

Ejnewsさん、レスありがとうございます。

>アメリカの個人主義はそのようにアメリカ庶民を煽てるとアメリカ人はそのように信じてしまい資本層が庶民を食い物にする条件の素地になっている

なるほど、見方によっては、そういう見方も出来そうですね。
個人主義が、強者/弱者を峻別していく結果となるということですか。

私は、アメリカ国民が国民皆保険制度に反対するのは、もともとアメリカ国民のアイデンティティに、フロンティア精神に基づく「自助」が過剰でありすぎるせいなのではないかと何となく思っているのですが…。銃を手放せないのもそのせいじゃないのかな。

>でこの著者には何か隠された意図があり、至極当たり前の統計結果を何か日本人に問題が有る様に書いていると、普通の教育を受けた日本人なら理解すると思うのですが?

隠された意図ですか?それはちょっと穿ち過ぎた見方であるような気がします。

日本人そのものに問題があるのではなく、前提なしの「話し合い」至上主義がどのような結果を生じるのか?
それの一例を示したに過ぎないのではないでしょうか。

そもそも、同じ統計結果だからといって、同じ原因であるとは限らないでしょう。

  • 2009/09/12(土) 22:54:31 |
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個人主義、統計

コメントに答えて下さって有り難うございます。
 処で、アメリカの個人主義ですが、私もアメリカに来る迄はそう普通に言われているので(其れを疑う理由も無いので)そう思っていました。
 処がアメリカの個人主義は全くの作り話です。(私は20年以上アメリカに住んでいます。妻もアメリカ人で子供も何人か育てました。ですからアメリカについて私の言う事は信用して貰って問題ないと思います。)アメリカの個人主義はそのようにアメリカ庶民を煽てるとアメリカ人はそのように信じてしまい(例えば、国家の保証すべき最低限の義務、社会健康保険等を必要とする事を庶民は個人主義の敵と見なし民間企業が殆ど詐欺の様な金儲けが出来る。)資本層が庶民を食い物にする条件の素地になっているのです。このアメリカの個人主義はカウボーイと言う伝説を利用した(何故なら本当のカウボーイはメキシコ人が大半で後は黒人や社会に適応出来ない殆ど犯罪者の様な極一部の白人たちだったのです。彼等の馬具や衣装は全てスペイン文化のメキシコの習慣を受け継いだ物です。あの有名なカウボーイハットも元はメキシコ人のカウボーイの帽子です。)ジョン ウエイン等の西部劇で民衆の伝説となって行ったのですが、本当の(何が本当なのか問題ですが此処では一般的白人と言う事です)アメリカ人はキリスト教徒ですから一神教の影響で盲目的に一つの事を信じる事を教えられているので日本人よりも世間でノーマルと思われている事から逸脱する事を嫌います。此れは仏教徒が主な日本人と大きな違いで(何故なら正当仏教では神の存在は無意味だからです。特に日本的と言われる禅仏教は自己を精神的に自身の努力で正しい方向に向かわせる事に主眼を置いていて精神的自立を教えています)私は日本人の方が独創的で個人的だと思っています。唯、社会のシガラミと言う物は国際的な物で日本でもアメリカでも存在します。
 アメリカでなぜ内部告発者が多いのかは、彼等が話し合えば道理が通ると信じる事ができるからです。内部告発された会社や政府の部門では事情を知りながら何もしない人は殆どですが、其れは一般的な日本人の様に話し合いで解決できると言う民主主義の根本的理念の一つを信頼出来ない精神的な問題や、首になると家族を養う事ができないと言う恐怖心からです。アメリカには内部告発者を保護する法律が有りますが現実的には内部告発者は安定した仕事が見つかるまで大変なようです。

 後、児童買春の統計について“殆どが中流以上の家庭云々”と有りましたが先進民主主義国では中流家庭以上の人口が人口の割合では大多数を占めるのですから(当然ですよね!多数派の為の最大多数を幸福にする為の政治システムが民主主義ですから)どの様な主題の統計でも中流以上の家庭のメンバーが多数派を占めるのは当然の事です。当然の論理の帰着です。唯、日本が中流以上の人口が他の先進民主主義諸国と比較して極端に少ない場合はこの著者があげている児童買春の統計は正しいかも知れませんが、そうなると日本は先進諸国では非常に特殊で、若しかすると民主主義国家ではない可能性が有ると言う事にもなるかも知れません。
 -------と言った理由でこの著者には何か隠された意図があり、至極当たり前の統計結果を何か日本人に問題が有る様に書いていると、普通の教育を受けた日本人なら理解すると思うのですが?------其れとも私が日本を離れている間に私の愛する母国日本は先進民主主義国家から人口の大半が貧困に苦しむ発展途上国の様な国家二なってしまったのでしょうか?????

  • 2009/09/12(土) 17:00:21 |
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  • Ejnews #-
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Ejnewsさんへ

Ejnewsさん、コメントありがとうございます。

>面白い議論ですが貴方はまさか話し合いは無意味だと言っている訳ではないでしょうねえ?

勿論、「話し合い」自体を否定しているわけではありません。「話し合い」それ自体は重要ですが、あくまで物事を解決する手段であって目的ではないはずです。

ところが、「話し合い」至上主義に陥ると、前提条件無しの話し合いが絶対化され、周りに迷惑を掛けさえしなければ、どんな結果でも許されてしまう傾向にあるようです。

そういう「欠点」を把握したうえで、「話し合い」を行なうべきだと思っているのであって、話し合い自体を否定するつもりは毛頭ございません。

要は、オトナになろうよ、って話です。

余談になりますが、私はつねづね疑問に思っているのは、「話し合い」を盛んに主張する左翼の人びとのブログに限って、なぜかコメント欄を開放していない傾向がヒドイことです。
話し合いは同じ思想の持ち主とだけで、それ以外の人間は「排除」する。そういう「話し合い」至上主義者が多くて困ります。彼らの意味する「話し合い」というのは「排除」をどうしても生む傾向がありますね。

異論を素直に認め合えない。
認め合えないというのは左翼だけに見られるものではありませんけどね。
アメリカ人なんか、激しく口論していても、それが終われば、仲良く話し合っているということを良く聞きますが、どうして日本人はそうなれないのでしょうかねぇ。

>アメリカには日本と比べて企業犯罪や政権の犯罪行為に対して内部告発者の発生率が非常に多いのも正義を守る為、話し合い、議論、etc,の重要性の認識があるから

そうでしょうか?
アメリカ人の場合は、個人主義に基づく絶対的な規範があるからこそ内部告発の割合が多いのではないでしょうか?

それに対し日本人の場合は、集団主義ですし、絶対的な規範ではなく、人間関係に根ざした相対的な規範を元に動いています。そして、内部の「話し合い」さえつけば、身内の論理が働くがゆえに、内部告発がすくないような気がするのですが。

今回の千葉県庁の不正なんか、職員も助かる、現金を預けられた業者も喜ぶ、持ちつ持たれつで表向き誰にも迷惑を掛けていない。まさに今回の記事に当てはまりそうな事件だと思います。

  • 2009/09/10(木) 22:58:22 |
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  • 一知半解 #f2BEFQoE
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面白い議論ですが貴方はまさか話し合いは無意味だと言っている訳ではないでしょうねえ?
 其れとこの本では如何して児童売春を例に挙げているのでしょうか?
他にももっと重要で良い例が多いと思うのですが---------アメリカでもそう言う議論を良くする政治家のグループが有り、此の方法はセンセーショナルなキャッチフレーズで議論を重要な問題から全く違った方向に向ける一つの手段として有名です。
 色々な生い立ちの人が居るのですから話し合い無しにどうやって民主主義が維持できるのでしょうか?
 確か1世紀ほど昔フランスに話し合いや議論と言う事を重要とする現代の民主主義政治形態に対し同じ議論をしていた政治哲学者が居ましたが(勿論、彼は素晴らしい哲学者で独自の理論を展開していたのですが-------。)確か彼の思想は欧州でファシズムの発生に影響を与えたと言う話です------------。
 日本と違った歴史の有るアメリカでも話し合い無しには単に“力が支配する社会”になってしまうと認識されていて、右翼保守派やネオコン共和党達がアメリカを完全に支配出来ない一つの重要な社会的潜在精神性のようです。アメリカには日本と比べて企業犯罪や政権の犯罪行為に対して内部告発者の発生率が非常に多いのも正義を守る為、話し合い、議論、etc,の重要性の認識があるからだと思います。

  • 2009/09/10(木) 12:31:21 |
  • URL |
  • Ejnews #-
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idさんへ

idさん、コメントありがとうございます。
レスが遅くなってすみません。

idさんの仰るとおり、親がそう躾ければ良いのですがねぇ…。
どうしてこうなっちゃったのでしょうか?

岸田秀が、「戦後の日本社会は誇りを失った」とか、「義を見てせざるは勇無きなりの道徳は滅びた」と嘆いていましたが、規範意識の欠如の原因も、戦争に負けた「戦前の反動」によるものなのかも知れないなぁ…なんて思いますね。

戦後は、何でも「平和主義」で「話し合い」が尊ばれすぎて、規範意識はないがしろにされてきた。
これを如何にして取り戻すのかが、保守のやるべき事であるのではないでしょうか…なんて考えております。

  • 2009/09/09(水) 23:34:47 |
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  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

>「相手も楽しいし、自分も楽しいし、世の中のだれにも迷惑をかけていない。そのうえお金が入る、どうしてこれがいけないのか」

1.親が、だめなものはだめだとげんこつをくらわせる。
その体罰は不当だと反発するであろうが、親には服従せざるを得ないという、世の中の不条理について考えさせる。

2.社会の規範を傷つける、社会の秩序を乱すという反社会的行為であることを教育する。

学生・子供という身分と売春婦との両立は社会が許容しないことを教える。

  • 2009/09/08(火) 13:41:40 |
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「一知半解知らずに劣れり」な自分ではありますが、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」…と、かの兼好法師も仰っておりますので、ワタクシもブログでコソーリとモノ申します。
一知半解なるがゆえに、自らの言葉で恥を晒すのを控え、主に山本七平の言葉を借用しつつ書き綴ってゆきたいと思ふのでアリマス。宜しくメカドック!!
日々のツイートを集めた別館「一知半解なれども一筆言上」~半可通のひとり言~↓もよろしゅう。

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