一知半解なれども一筆言上

山本七平マンセーブログ。不定期更新。

生物としての人間【その2】~理性信仰という名の空中楼閣~

前回の記事『生物としての人間【その1】~残虐日本軍を糾弾する左翼と、インパール作戦を称揚する右翼に通底する「生物学的常識の欠如」~』の続き。

日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)
(2004/03/10)
山本 七平

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前回の続き)

氏は、戦乱飢餓に苦しみつづけた中国人が、なぜ人間性悪説を考えたかを、次のように記している。

人間性悪説

平地で生活していた頃は、人間性悪説等を聞いてもアマノジャク式の説と思っていた。

ところが山の生活で各人が生きる為には性格も一変して他人の事等一切かまわず、戦友も殺しその肉まで食べるという様なところまで見せつけられた。

そして殺人、強盗等あらゆる非人間的な行為を平気でやる様になり良心の苛責さえないようになった。
こんな現実を見るにつけ聞くにつけ、人間必ずしも性善にあらずという感を深めた。

戦争も勝ち戦や、短期戦なら訓練された精兵が戦うので人間の弱点を余り暴露せずに済んだが、負け戦となり困難な生活が続けばどうしても人間本来の性格を出すようになるものか。

支那の如く戦乱飢餓等に常に悩まされている国こそ性悪説が生れたのだという事が理解できる。


氏は、昨日まで立派な紳士と見えたものが、「山の生活」という極限状態で、どう変わってしまうかを見た。

それは言いかえれば、いま日本軍を批判していた者が、赤軍派の「虐殺の森」のような、日本軍以上の残虐さを現出するのを見るのと同じことである。

人はなぜそうなるのか。
人間とは生物である。

そしてあらゆる生物は自己の生存のために、それぞれが置かれた環境において、その生存をかけて力いっぱい活動して生きている。

人間とてその例外でありえない。

平和は、自分たち人間だけは例外であるかのような錯覚を抱かす

しかしそれは錯覚にすぎない

もちろんその錯覚を支えるため、あらゆる虚構の”理論”が組み立てられ、人びとはその空中楼閣を事実だと信じている

しかし、その虚構は、「飢餓」という、人間が生物にすぎないことを意識させる一撃で、一瞬のうちに消えてしまう

社会主義とか資本主義とか、体制とか反体制とか、さまざまな理論とか主張とか――しかし、人びとは忘れている

人間という生物の社会機構の基本とは、実は、食物を各人に配給する機構だという事実を

もちろんこの配給の形態は種々さまざまである。
貨幣・配給切符・直接給食等々々……。

しかし、つまるところは、人の口に食物をとどけることが、社会機構の基本であって、これが逆転して機構のため食物が途絶すれば、その機構は一瞬で崩壊する――資本主義体制であれ、社会主義体制であれ、また日本軍の“鉄の軍紀”であれ……。

それはそのはず、人間が生物である以上、食料を配給しない機構に属することはできず、そのためそれを避けて人が餓死を免れようと動き出した途端、その機構が崩れるのは当然のことである。

しかし人は、空気の存在を当然としてこれを忘れているように、社会機構のこの機能を当然として、それを忘れている。
そしてそれを忘れていることが、「生物学的常識の欠如」といえる

ひとたび飢餓が来たらどうなるか。

いま行われているさまざまな議論、まず、一瞬で消し飛んでしまうであろう
そのあとに何が来るか、それはおそらく、いまでは、だれも自信をもって答えられない状態だと思う。

そして、その答えられない状態、その状態におかれたときの人間の意識、その意識が形成する新しい「生物学的社会機構」これらを原初の姿で明らかにしているのがジャングルであり、それをそのままに記しているのが、小松氏の記録なのである。

(次回へ続く)

【引用元:日本はなぜ敗れるのか/第九章 生物としての人間/P227~】


私が常々左翼の議論を見ていて濃厚に感じるのが、人間の理性に対する絶対的な「信頼」なんですね。
理性信仰」とでも呼びましょうか。

いついかなる場合でも、人間は理性的に行動するものだと思い込んでいる。
これはまさしく彼らに”生物学的常識が欠如”していることの証だと思います。

彼らの理想的な主張が傲慢に見えてしまうのも、人間はいかなる場合でも理性的でいられるという「思い上がり」に基づいているからかもしれません。

しかし、そう「思い上がれ」るのも、その社会が平和でそこに生きる人間が衣食満ち足りていられるからこそ、なんですよね。

その前提となる平和が失われてしまえば、理性的でいられないのが人間であるという現実を踏まえない限り、いつまでたっても「安全と水はタダ」的な虚構の議論に惑わされてしまうことでしょう。

治にいて乱を忘れず」とか「安きに在りて危きを思う」という格言がありますが、これを実際に実行することの難しさというのは、人間が生物であることを忘れがちなことに因るのかもしれませんね。

話は変わりますが、普天間基地移設問題がキッカケで「抑止力」論争が護憲派ブログを中心に巻き起こっていますが、彼らの議論を眺めていると、やっぱりこの「生物学的常識の欠如」というものが根底にあるように思えてなりません。

以上、左翼の言動を念頭に書いてまいりましたが、これは何も左翼だけの問題ではないと思います。
(左翼の思考には、その傾向が濃厚に表れているだけで)日本人全体に当てはまる問題でしょう。

考えてみれば、極端に日本軍を礼賛しがちなネトウヨの思考の基本にも、左翼同様、生物学的常識の欠如が窺えますからね。
これも理性信仰の一種でしょう。

こうした思い込みを排して初めて、現実を把握し対処できるのでしょうが、ネット上の議論を見る限り、それに程遠い人が多いように思えてなりません。

さて、次回は、「飢え」というものが如何なる状態なのか、そうなったときの人間はどのような行動を取るのかについて述べた箇所を紹介していく予定です。ではまた。


【関連記事】
◆生物としての人間【その1】~残虐日本軍を糾弾する左翼と、インパール作戦を称揚する右翼に通底する「生物学的常識の欠如」~
◆生物としての人間【その3】~飢えは胃袋の問題ではない~
◆生物としての人間【その4】~飢え(ハングリー)は怒り(アングリー)~
◆生物としての人間【その5】~飢餓状態がむき出しにする「人間の本性」~
◆生物としての人間【その6】~日本は単に物量で負けたのではない~
◆生物としての人間【最終回】~人間らしく生きるために必要なこと~

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テーマ:日本人論 - ジャンル:政治・経済

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コメント

こいつは傑作だ。

秋原さんのブログを読んでいて、このコメントには思わず笑ってしまいました。

http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-472.html#comment1519

共産党や社民党が支持されない理由? 社民党は昨年政権の中に入ったけれども、何もできないまま連立を離脱したし、まして共産党は政権を取って責任のある政治をやったことなどないではないですか。いくら「正しい主張」をしたところで、それを実行できなければ政治の世界では何もならないのです。
それにしてもねえ…「これがヨーロッパなら共産党の主張はストレートに国民の支持を獲得すると思う」?? 本当にヨーロッパではそうなのか知らんけど、いいかげんその西洋かぶれだけは何とかしてくれと言いたいですね。こんな卑屈な人間は、ヨーロッパに行ったところで信用されるはずがないと思いますが。

  • 2010/07/19(月) 20:07:00 |
  • URL |
  • 南溟 #-
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南溟さんへ

南溟さん、こんばんは。

>パソコンにかじりついて毎日毎日政治の悪口ばかり書き散らし、正義の味方ごっこに酔いしれていたって、世の中は何も変りやしないし、困っている人は一人も救われませんね。

まぁ、ブログをやる人間は、多かれ少なかれ自己満足的な側面があります。
実際、私もそうですし。あまり人のことを言える立場ではないかも…。

しかし、村野瀬女史の場合、更新頻度は相変わらず凄いものがありますね。
私も頑張って更新しているつもりですが、仕事を抱えている身では、週に2・3エントリーを上げられればいいほうです。

そう考えると、たぶん村野瀬女史は仕事してないのでしょう。それでも十分生活していけるのですから、うらやましい限りです。

そうした安全な立場にいながら、「弱者の側に立つ」と称する処などは、実に左翼らしい所業ではないでしょうか。
私は、そういうところにどうも偽善の匂いを濃厚に感じてしまうのですよね。

  • 2010/07/13(火) 22:47:06 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

ネットを捨てよ、街へ出よう

はっきりいって、村野瀬女史が平和や人権のためにリアルの世界で実際に行動し汗を流しているのなら、思想や価値観の違いはあっても、こうまでこの人をこき下ろしたりはしませんよ。もし実際にそうしているのなら、こういうことこそブログに書くべきでしょう。
パソコンにかじりついて毎日毎日政治の悪口ばかり書き散らし、正義の味方ごっこに酔いしれていたって、世の中は何も変りやしないし、困っている人は一人も救われませんね。

そういうわけで、この人が参院選の結果を受けて書いたエントリーはこちら。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1871.html

要するに、「選挙結果が自分の思い通りにならないのは日本国民が愚かだからだ」とでも言いたいのでしょうか。これでよくもまあ民主主義などと言えるものです。

  • 2010/07/13(火) 00:42:52 |
  • URL |
  • 南溟 #-
  • [編集]

まさに最高傑作です!!

南溟さん、こんばんは。
そろそろコメントいただける頃だと思っておりました(笑)。

◆軍事優先主義者は荒野をめざし、村野瀬玲奈はお花畑をめざす。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1865.html

いや、南溟さんがリンク貼られたこの記事↑は実に秀逸です。
村野瀬女史の最高傑作と言ってよい。
「生物学的常識の欠如」の象徴というか、精華というべきか(笑)。
ナルチズムに満ち溢れ、異論者への偏見に満ち満ちていますね。

>私、村野瀬玲奈は今いる荒野からお花畑をめざして歩き続けることを選びます、と。

それなら、なんでコメント承認制など採っているんでしょうね?このお方は。

自らを安全な位置に置いて、んなこと言っても説得力まるでなしだということに気付かないのだから救いようがない。
度し難きとはまさにこのような人物ですなぁ。

コメント欄フリーにしてからほざけ!とだけ言っておきましょうかね。

  • 2010/07/10(土) 00:52:28 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

…もう何も言うまい。

毎度おなじみ村野瀬女史のブログより。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1861.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1865.html

いやはや、ここまでくるともはや、かけるべき言葉も見当たりませんね。つっこみたい箇所など山ほどありますが、コメントを送ったところで聞く耳など持たないだろうし。
しかしこの人は、こうやって自分の都合の悪い意見には一切耳を貸さず、ネット上を逍遥しては自分にとって都合のいい意見ばかりをつまみ食いするということばかりで、ますます依怙地に自分だけの世界に閉じこもっているように思います。これがカルトのカルトたる所以でしょうが。
あえて一つだけコメントするならこうですね。

「釈迦でもキリストでもない一介の凡人が、『よりよい社会をつくろう』なんてことばかり考えて何になる? そんなことよりあんたがどうやって今目の前にある仕事をやり、周囲の人と良好な人間関係を築き、毎日をどうやって過ごすべきかを考える方が先だろ」

ついでにもういっちょ。

http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-456.html

ここで書かれていることは、みんな左翼の方に跳ね返ってくると思うのですが。このブログ主は、自分がピエロだということにいいかげん気づかんのかねえ。

  • 2010/07/09(金) 21:43:21 |
  • URL |
  • 南溟 #-
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軍隊語で平和を語るような連中ですね。

KYさん。こんばんは。
コメントありがとうございます。

「旧日本軍の一番の罪悪は、言葉を奪ったことだ」と山本七平が指摘していましたが、表現や言葉面で平和主義者を装っていても、その実際の行動はまさに”日本軍そのもの”ですね。

きちきち日記もその類いですなぁ。

  • 2010/07/08(木) 23:15:18 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

しばらくぶりに「ブーゲンビリアのきちきち日記」を覗いてみたら

 またコメント欄が閉鎖されていました。
 また「炎上」したのかどうかは不明ですが、やはり「批判を受け付けない」というか「打たれ弱い」という所は旧軍上層部にそっくりだと改めて感じました(苦笑)。

  • 2010/07/08(木) 12:47:40 |
  • URL |
  • KY #mQop/nM.
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自然信仰でもある。

南溟さん、コメントありがとうございます。
レスが遅くなってスミマセン。

>「人間は抑圧するからおかしくなる。自由にさせれば正しく動くはず」という一種の「理性信仰」なんですね。

仰るように、彼らには理性信仰を濃厚に感じますが、自然信仰という面もあるのではないでしょうか。
不自然(人工)を嫌い、自然を愛するのは、確かに自然なことでしょうが、人間社会というものは、そもそも人工的で不自然なのだから、そうも言っていられないわけです。

しかしながら、その人工的な社会の恩恵を享受しつつ、その不自然さを糾弾する。

それで、その社会が崩壊してしまったら、糾弾している自らも困るだろうに、そんなことに思いもしないで、自分は違うのだ、この不自然な社会からは別個の独立した人間なのだと妄想しているのではないでしょうか。

彼らだって、本当の自然の中に放り出されたら、生き延びられないだろうに。
まさに「生物学的常識の欠如」ですね。
本当に、傲慢極まりない連中です。

  • 2010/05/25(火) 22:14:48 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

あんたが言うかよ。

「ゆとり教育」も「子どもに自由とゆとりを与えたら良い個性を伸ばしてのびのび成長して立派な人間になる」、「夫婦別姓」も、「家族のあり方を自由にすればみんなが自分らしく生きられる社会になる」という発想に立脚しているわけですが、それらの根柢にあるのは「人間は抑圧するからおかしくなる。自由にさせれば正しく動くはず」という一種の「理性信仰」なんですね。

ところで、秋原さんのブログあたりを読んでいると、「日本人の多くは民主主義や人権への意識が低い愚か者だ。しかし高い意識を持った良心的な私はこういう愚か者とは違うんだ」とでも言いたげな意識が見え隠れしますね。
彼らが日の丸や君が代を拒否するのも、本心ではこんな愚か者たちの奉るシンボルなどに敬意を払いたくないからでしょう。
それにしても、こんな心持で生活していては友達などできないだろうし、何をやっても面白くないのも道理でしょう。そうなるとますます「自分が不幸なのは日本の社会が悪いんだ」と思い込んで、ネットの中の世界へと逃避し、そこで「弱者を助け横暴な日本政府やアメリカをくじく」正義の味方ごっこに酔いしれていくのでしょうね。秋原さんにしても、夜中の2時や3時にブログにコメントを送れるような余裕のある生活をしながら、権力に抑圧される弱者のような顔をすることに矛盾を感じます。

ついでに、村野瀬女史のブログより。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1764.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1765.html
ここで言われていることのほとんどは、そのまま左翼のほうに跳ね返ってくると思うのですが。この文章をパロディにして、「左翼についての一考察」「『左翼=道楽』説に賛成」というエントリーが書けそうですね。

  • 2010/05/23(日) 11:57:38 |
  • URL |
  • 南溟 #-
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仮)山田さん、KYさんへ

レス遅れてスミマセン。

>仮)山田さん

確かに無視して踊ってもらうのが一番なんでしょうね。
ただ、ああいう風に一方的に言いまくったり、都合の悪い指摘を無視しまくり型の人間が、世の中を動かすようになってしまったら、日本もオシマイなので、たまには突っ込んでやらねばならないとも思ってます。

>KYさん

教えていただいたブログ拝見しました。
なんで左翼というのは、ひとりよがりな人間ばかりなのでしょうかね。
彼らの主張が受け入れられないのも当然ですね。

  • 2010/05/16(日) 22:24:06 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

ダブスタの自覚すらないのか?

 >一知半解様
 リンク先をクリックしてもうまく繋がらないならば、「ブーゲンビリア*無防備マン」と入力してみれば当該の「きちきち日記」にアクセスできると思います。
 最新のブログでは、4年前の「ブログ炎上」の原因となったルール違反、マナー無視の「他人の話をさえぎっての一方的な喋り方」「自分と意見を異にする者への嘲笑」を指摘されても恬として恥じないどころか、むしろ「最善を尽くした」平然と嘯いているので彼女には一般常識は通用しないのかもしれません。 
 ここまでくれば、単に「自分がダブスタを使う自覚すらない」というだけでなく、彼らが自分たちに適用する価値観が一般常識とはかけ離れた存在なのかもしれません。でなければ単位の話を遮って一方的にまくし立てると言う非常識を「誇りに思う」とあっけらかんと言えるはずもありません。
 やはり彼らもルーピー首相同様の「宇宙人」なのでしょうか?

  • 2010/05/15(土) 12:55:33 |
  • URL |
  • KY #mQop/nM.
  • [編集]

>>間抜けどころか確信犯ですな

秋原葉月さんなんかは、なかなか立派なスターリニストと言えますw

ただまあ、保護された環境でしか議論が出来ない方々は無視して踊っていてもらうのが一番目的にかなうとも言えますよ。穴だらけの理論や主張をしてくれている方が、リアルでは突き崩し易いですしね。(無学な自分なんかでも、突っ込み易かったりしますしw)

  • 2010/05/14(金) 00:38:21 |
  • URL |
  • 仮)山田二郎 #JalddpaA
  • [編集]

レス遅れてスミマセン

>ysJournalさん

レス解説ありがとうございます。返事が遅れてスミマセン。

>下っ端までの神の使いになる為に「自分の理性」、それは洗脳されたりしてたりするのですが、従う事になるのです。

ご指摘のような面も確かにあると思いますね。理性絶対は、必然的に「自己絶対化」を招きますから。
この自己絶対化は、「日本はなぜ敗れたのか」でも、取り上げられていますね。
過去記事↓で紹介していますのでもし未読でしたら参考にしていただけると嬉しいです。

◆「自己の絶対化」と「反日感情」の関連性~日本軍が石もて追われたその理由とは~
http://yamamoto8hei.blog37.fc2.com/blog-entry-147.html

>KYさん

コメントありがとうございます。
なぜだかわかりませんが、ご紹介のURLは見ることが出来ませんでした(涙)。

>彼らの行動パターンに、特攻を煽って責任を殆ど取らなかった海軍上層部と同じ嫌悪感を感じるのは私だけでしょうか?

どんな場合でも「自他共に同じ基準で律する」ことを徹底することは非常に難しいことです。
誰しもわが身はかわいいですからね。
ただ、せめてダブスタを犯したかもという自省の感覚ぐらい持ってもらいたいものです。
それの自覚すらないのが、彼ら左翼でしょう。

>仮)山田二郎さん

>まあ話し合いが大事だと言いながら話し合いを拒否する間抜けが多い9条教信者ですから

本当にそのとおりです。
件の秋原葉月さんなんか、私のコメントをスパム処理してたくせに、一切してないと言い張っているみたいですが、あきれ果てます。
こうなると、間抜けどころか確信犯ですな。

  • 2010/05/13(木) 21:36:40 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

面白いもので、

暴力を否定したが為に、暴力に対処するすべも何が暴力であるかすらも見失ってしまった好例が9条ナイフマンだと言えます。
まあ話し合いが大事だと言いながら話し合いを拒否する間抜けが多い9条教信者ですから、
9条ナイフマンみたいなのは今後も出てくるでしょうし、9条を真面目に実現しようとすると、人類抹殺や強大な治安維持部隊(一般名:軍隊)による世界統一(別名:侵略)でもやらかさないと無理でしょうから。

  • 2010/05/13(木) 13:18:31 |
  • URL |
  • 仮)山田二郎 #JalddpaA
  • [編集]

法に触れることをするまでもなく

 「自他共に同じ基準で律しない」というダブスタは、護憲派のみならずサヨク全体に言えると確信しています。自ら掲げた大義名分と相反することを犯罪でしでかした9条ナイフマンの例を挙げるまでもなく、道徳やマナーの面でダブスタを取る傾向が彼らには多いですね。
 ネット上でも然り、でその代表的例が「無防備マン」のサイトでした(爆笑)。国に対しては無防備を押し付けておいて、持論の「無防備地域宣言」の矛盾点を突っ込まれてブログが「炎上」するとコメントもトラックバックも受け付けなくなってまさに「鉄壁の防備」で押し黙ると言うもはや伝説の域に達した笑い者のサイトに成り下がりました。もうひとつはリンク先の「ブーゲンビリアのきちきち日記」ですが、ブログ主は4年前のNHK討論会で他人の話をさえぎり、自分の意見だけを一方的にまくし立てるというルール違反を行ったためにこれまた、非難のコメントでブログが炎上、それ以降はコメント承認制を取っていて、自分に意向に反するコメントをたまに載せて「載せてやってありがたく思え」と言わんばかりの傲慢さを露骨に示しています。最近も、単なる「釣り」のつもりかは不明ですが、「小牧みどりは成りすましで私ではありません」とシラを切ったレスを寄せています。このオバサン、ブログ炎上についてまるっきり反省の色が見られません。他人の意見をさえぎって持論を一方的にまくし立てるという、討論の場で最も忌むべきルール違反について後ろめたさを4年経っても欠片ほども感じていないのですから大したものだ、と逆に感心してしまいます。
 彼らの場合、「人間の理性を信頼している」というよりも「自分たちには法も倫理も守る必要はない、守るのは他人だけ」というねじれた思い込みがあるから一連のダブスタを取れるのではないのでしょうか?彼らの行動パターンに、特攻を煽って責任を殆ど取らなかった海軍上層部と同じ嫌悪感を感じるのは私だけでしょうか?

  • 2010/05/11(火) 21:46:54 |
  • URL |
  • KY #mQop/nM.
  • [編集]

追加解説

> どちらかというと、権力者自らが、理性絶対であるが故に、自らを神の立場に置き、全能感に捉われてしまうことこそ元凶ではないでしょうか。

言葉不足でした。仰る通りです。私が言いたかったのは、日本軍等の狂った行為は、その末端での事象に過ぎないという事です。下っ端までの神の使いになる為に「自分の理性」、それは洗脳されたりしてたりするのですが、従う事になるのです。

個人的には、宗教を"Way of Life"(暮らし方)と捉えるているので、アメリカの件は、無神論的リベラルの暴走をどう食い止めるかという事です。キリスト教原理主義者は激しく反応しているので対立構図がハッキリしていますが、リベラルの横暴に対して、一般の人も広く深く幻滅していると思っています。

世俗的に言うと、明日のアメリカがギリシャになるかどうかの瀬戸際という感覚です。

コメントありがとうございます。

>仮)山田二郎さん

ご無沙汰しております。
コメントありがとうございます。

ご指摘のようにロシア革命は凄かったですね。
理性信仰といえば、真っ先にフランス革命が挙げられると思います。
そのフランス革命も2百万人死んでいるそうなので凄い革命だと思うのですが、その劣化コピー版であるロシア革命というのはさらに一層過激でしたね。

その点、日本は生ぬるいですね。
革命といっても明治維新程度で済んだのは、和を尊ぶお国柄だからだと思います。和のいいところはこういうところなんでしょうね。

>KYさん

9条ナイフマンは、彼ら護憲派の(自他共に同じ基準で律しないという)欺瞞を極端な例ですが、明らかにした存在であるような気がします。
仮に生物学的常識を自覚しても、元々言ってることとやってることが違いますから、所詮彼らには無理なのではないでしょうか。

特攻隊の件ですが、確かに手放しで礼賛している人は少ないと私も思います。
覚悟を決めるまではいろいろとあったのでしょうが、彼らの特攻精神は、純粋ゆえに尊ばれるし、それはそうあるべきなのでしょうが、そこまで追い詰める状況を作ってしまったことこそ反省すべきでしょうね。
それを忘れて、ただ単に彼らの特攻精神を褒め称えるのであれば、日本人にありがちな悪しき「純粋信仰」に陥ってしまうように思いますし、彼らの犠牲もムダになってしまうかと。

>名無しさん

コメントありがとうございます。出来れば名乗ってコメントしていただけますと嬉しいです。

ご指摘の件、絶対の正義はありえないと自覚するしか対策はないでしょうね。

>ysJournalさん

ご無沙汰してます。コメントありがとうございます。

>権力が強い程、末端の狂ったオペレターが虎の威を借りて、「自分の理性」を発揮して実現させるという構図だと思います。

う~ん、そこはどうでしょうか?
末端の問題に過ぎないとはちょっと私には思えないのですが…。

どちらかというと、権力者自らが、理性絶対であるが故に、自らを神の立場に置き、全能感に捉われてしまうことこそ元凶ではないでしょうか。

人間は合理的な面だけでなく、不合理な面も併せ持っているのですから、神の立場に代わるという考えそのものが非常に傲慢であるように思ってます。

>アメリカは、人類が神無き世界に突入するかどうかの最終戦を行っている感じだと思います。

う~ん、ここら辺りの感覚がちょっとわかりません。
無神論的リベラル(?)とキリスト教原理主義者の戦いのことをさしているのでしょうか?

  • 2010/05/10(月) 00:07:11 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

理性信仰と啓蒙思想

一知半解さん、お久しぶりです。
理性信仰は、啓蒙思想によって完成(?)されたと思うのですが、これは、統治する権力(政府)が神に変わるという事と思います。

権力が強い程、末端の狂ったオペレターが虎の威を借りて、「自分の理性」を発揮して実現させるという構図だと思います。

政治形態を理性的にしておく事は大切ですが、人々の暮らしに及ぶ範囲は出来るだけ小さくしておく必要があると考えます。

アメリカは、人類が神無き世界に突入するかどうかの最終戦を行っている感じだと思います。

政治形態の理想国家が無くなると、世界は専制政治の世界に逆戻りすると思います。

正義とは人間の最大の欲望なのかと最近思うしだいであります
正しいことのためならどんな悪いことでもできるのが人間の本質ならそれは性悪説と呼ぶべきか性善説と呼ぶべきか?

  • 2010/05/08(土) 22:55:01 |
  • URL |
  • 名無しの権助 #-
  • [編集]

理性と本能の間

 (承前)
 「戦争論」p363、364に、学鷲(特攻兵)が小説家のインタビューに答える形で、「この戦争、負けたら悔いはないのか?」との問いに「学鷲は一応インテリです。そう簡単に勝てるとは思っていません。しかし負けたとしてもその後はどうなるのです?おわかりでしょう?我々の命は講和の条件にもその後の日本人の運命にもつながっていますよ。そう、民族の誇りに・・・」
 このパイロットとて、本心では特攻することをどう思っていたかは解りません。自ら志願したことを悔いていたかも知れません。しかし出撃前の彼は既に迷いを振り切って屈託のない笑顔をしていた、と書かれています。ここまでの境地にたどり着くのにどれだけの心の葛藤があったのか、戦後生まれの私には知る由もありません。他の特攻隊員も、彼と同様の葛藤があったと思うと、「手放しの礼賛」という指摘が必ずしも的を得ていないと感じるまでにもなります。一方で陸・海軍合わせて4000人以上が特攻したのに、その責任を取った上層部(旧海軍)は殆どいなかった(戦争論)という事実には非常に(現在の価値観ででも)憤りを感じますが。
 いずれにせよ、敗色濃厚となった大東亜戦争末期の日本軍兵士たちが、自らの行動に際し理性より本能の方が勝ってくる、という光景は連想できますが、その中で両者が心の中で葛藤を続け、苦悩した兵士たちも大勢いたことは想像に難くないでしょう。

  • 2010/05/08(土) 21:54:50 |
  • URL |
  • KY #mQop/nM.
  • [編集]

「理性信仰」の裏側にあるもの

 なるほど、我々は今の満ち足りた生活の中にいるからこそ「人間は普遍的に理性的」という錯覚に陥りやすく「我々は絶対にこんな事はしない」という価値観の元で過去を断罪する傾向にあるのかもしれません。でも社会が安定していても、理性がぶっ飛んで普段口にする理想に反する凶行を人間は平気でする、という「お手本」を去年の7月に9条ナイフマンは実証しました。「私は間違っても戦争には加担しない」と理想を抱いていたのかもしれませんが、たかがケンカ沙汰で、しかも「普段持ち歩いていたナイフで」相手を滅多刺しにしたのですからもう弁解の余地はありません。既に護憲派はこの事件を「なかったこと」にして今年の憲法記念日のイベントをやり過ごしたようですが、生物学的常識を自覚しない限り同様の過ちを彼らが犯す可能性は充分あるのでは?
 さて、「日本軍礼賛」の件ですが、特攻隊の件に絞って述べさせていただきますが、偏っている、と言われてもこれについては単に「生物学的常識」では割り切れない感じがします。
 確かに「爆撃で飛行機が破壊されたら特攻せずに済む」と考えたパイロットはいたでしょうが、小林よしのりの「戦争論」を読み返して、人間の本能だけでは片付けられない「何か」が引っかかるのです(以下続く)。

  • 2010/05/08(土) 21:34:13 |
  • URL |
  • KY #mQop/nM.
  • [編集]

人間が理性的に行動した1例と言いますと

ロシア革命が上げられます。
時代が時代であったとは言え、権力を握った人間があそこまで理性的な行動が取れるものかと感心できます。
その点、俗に言う日本軍のやった事なんて、極めて中途半端w

  • 2010/05/08(土) 11:19:55 |
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  • 仮)山田二郎 #JalddpaA
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「一知半解知らずに劣れり」な自分ではありますが、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」…と、かの兼好法師も仰っておりますので、ワタクシもブログでコソーリとモノ申します。
一知半解なるがゆえに、自らの言葉で恥を晒すのを控え、主に山本七平の言葉を借用しつつ書き綴ってゆきたいと思ふのでアリマス。宜しくメカドック!!
日々のツイートを集めた別館「一知半解なれども一筆言上」~半可通のひとり言~↓もよろしゅう。

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