一知半解なれども一筆言上

山本七平マンセーブログ。不定期更新。

ミュージカル「ヨセフと不思議なテクニカラーのドリームコート」を観てきました♪♪

ツイッターでもちょっと触れましたが、先日の日曜日、久方ぶりにミュージカルを観に行きました。
アンドリュー・ロイド・ウェッバーの処女作「Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat」の来日公演です。

このミュージカルって旧約聖書に出てくるイスラエルの祖ヤコブの子、ヨセフ (wiki参照)の物語なんですね。

山本七平の著書「禁忌の聖書学 (新潮文庫)」での紹介によれば、「ヨセフ物語モーセによる『出エジプト(オクソドス)』の前提となる『エジプト入国(エイソドス)』の記述」であり、その物語は「まことに現代的」で、「神は顕現もせず、介入もせず、奇蹟も行なわず、救いの手も差しのべず、さらに奇妙なことに『神に声をあげる』『神に祈る』と言う言葉すらない」とのこと。
物語の筋は「神なき世界の物語のように進行」し、「聖人も超人も登場しない」ところが、まことに”神無き時代(=現代)”的な物語である、と指摘しています。

まったくの余談ですが、山本七平は、エジプト神話「二人兄弟の物語(インプとバタの物語)[参照HP]」が、このヨセフ物語の種本じゃないかと推測してますね。

それはさておき、難しい話は置いといて。

このミュージカルはそもそもが子供向けなんですが、英米あたりでは非常にメジャーな作品らしく、学校の学芸会でもよく演じられるとか。
私が昔参加していた東京の合唱団にいた外人さんも高校生の時ヨセフを演じたなんて言っていたし、私自身、旅行でイエローストーン国立公園めぐりしていた時に、田舎町でこのミュージカルの公演をしているのを見かけたこともあるので、英米で人気があるのは間違いないみたい。

私のミュージカル歴はウェッバーの「オペラ座の怪人」から始まって、ほぼ彼の作品はひととおりチェック済みな訳ですが、エンターテイメントという面に於いては、この「Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat」の右に出る作品は無いんじゃなかろうかと思っとります。

しかしながら、何故か劇団四季あたりで日本語化しないんですよねぇ…。
どうしてなんだろうか???
ヨセフ物語が日本ではマイナーだからなんだろうか?
不思議でなりません。

というわけで日本で演じられる機会も無く、また、結婚して以来、海外旅行が夢のまた夢となってしまった我が身では生の公演を見る機会は無いだろうな…と思っていたところ、たまたまこの公演があると知って、喜び勇んで観劇してきたという次第なんですね。

ま、感想はというと面白かったのですが、昔ウエストエンドで(Phillip SchofieldやLinzi hateleyが出演していた)オリジナル・ロンドン・キャスト版を観劇した時と比べちゃうと、やはりいまいちだったかなぁ…。
やっぱり”初”体験に勝るものはありませんね(笑)。

最後にyoutubeで幾つか集めてきた動画クリップ↓をご紹介しておきましょう。
■Joseph Mega-Remix

↑これはエンディングで歌われる全曲入りのリミックスですね。わたしゃこのファラオがお勧め。

■Close Every Door - Phillip Schofield

↑この人をウエストエンドのパラディウム劇場?にて生で観ました。

■Song of the King (Seven Fat Cows) Joseph Technicolor Pharaoh

↑個人的に一番好きな場面。ファラオがエルビス・プレスリーそっくり。笑える。

■Benjamin song calypso

↑この曲も明るくてお気に入り。許しを請う場面にカリプソ曲調を使うなんてウェッバーはなんて天才なんだろう。


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一知半解なるがゆえに、自らの言葉で恥を晒すのを控え、主に山本七平の言葉を借用しつつ書き綴ってゆきたいと思ふのでアリマス。宜しくメカドック!!
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