一知半解なれども一筆言上

山本七平マンセーブログ。不定期更新。

補給低能の『日本列島改造論』的作戦要綱&「長沼判決式民衆蜂起・竹槍戦術」的発想が日本によみがえる

ちょっと前になってしまいましたが、菅首相の空疎な「脱原発宣言」を聞いて、ひょっとしたら日本は戦前同様の過ちを犯しつつあるのではないか…という不安がよぎりました。

戦前、なぜ日本がアメリカに無謀な戦争を挑んだのか、ちょっとでも鑑みればエネルギー問題がその一因であった事は歴史を少しでも顧みれば高校生でも理解できる筈。

ところがそういった懸念に全く答えず、何の代案も提示しないまま脱原発を唱え出す場当たり的な無責任さにはほとほと呆れ返らざるを得ません。
軽い首相の言動には耐性が付いてきているとはいえ、くらくらと眩暈がします。

ところが「平和を愛する」左翼連中といえば、流石に菅首相に不信感を抱きつつも、脱原発宣言そのものについては歓迎しているご様子。

勿論、彼らの「放射能怖い病」の心情はわからなくもありませんが、やはり脱原発を最優先にしている処を見ると左翼連中に日本は任せてはならないなぁ…と改めて痛感します。

普段あれだけ「平和を守れ」とか「戦前を反省しろ」という左翼が、戦前同様の状況を作りつつある現実。
まさに山本七平が指摘する「反省と言う語はあっても反省力無きこと」がズバリ当てはまりますよね。

さて、そんな日本の状況を見て、思いだした山本七平の記述を今日は紹介していこうと思います。
今の日本の言論空間を見事なまでに言い表している箇所だと私は思ってます。
ある意味、預言的とすら言ってもいいかも知れません。

ある異常体験者の偏見 (文春文庫)ある異常体験者の偏見 (文春文庫)
(1988/08)
山本 七平

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■一億人の偏見

この連載をはじめて一年近くになるが、今になってみると、ちょっと奇妙な感慨を抱かざるを得ない。

というのは、日本という国は近代戦を行いうる体質にないとか、食糧・石油が最大の武器で、封鎖でそれをストップさせられれば日本はパニック状態になり、アパリの地獄船(註1)を再現するだろうとか、長沼判決(註2)の「民衆蜂起」などは夢物語で蜂起したくても相手がどこにもいないだろうとか、「是非」以前に「可能・不可能」を考えねばならぬとか、こういったことを、一生懸命言わねばならなかったことが、まことに不思議な気がしてくる。

(註1)…フィリピンで捕虜になった山本七平が戦犯容疑者としてアパリ港からマニラまで回漕された際に乗った船。食糧の配給がなかった為、捕虜達は飢餓に苦しんだ。
(註2)…長沼ナイキ事件(wiki)参照


これはちょうど、太平洋戦争中に、同じようなことを一生懸命言っていたところが、終戦になると、不意にみながケロッとして、「そんなことは、はじめからわかっていた」と言いだした時が、一瞬、再現したような感じである。

なぜこういうことになったか。

いろいろな理由があると思うが、その一つはヴェトナム戦争における報道の歪みであろう。
前にのべたように、アメリカが正しくないということは、戦争の実態を歪曲してよいということではない

日本の報道で完全に欠落していたものの一つが、北ヴェトナムヘの補給の問題である

今のマスコミも昔の大本営および戦争中の新聞同様「補給低能のわけで、報道だけではまるで北ヴェトナムが無補給かつ「独力」で戦っているかのように見える。

そのために日本軍と比較したさまざまな珍説が現われ、一度それらをまとめて私の「偏見」をのべようと思っていたが、もうその必要はないであろう。

紙不足の折(註3)から余分なことを言わないですむのは、大変に結構なことである。

(註3)…石油ショックの影響による。

戦場への補給、特に制空権なき場合の補給は想像に絶するロスを伴うもので、兵士一人あたり十トンの補給をしても、果してそのうちの1トンが前線までつくかどうか不明である。

先日「大本営はこれが全然わからなかったのだなあ」と会田雄次氏が言われたが、私は「今の新聞も全く同じだなあ」と歎ぜざるをえない。

ソヴィエトがオデッサから喜望峰経由、またシベリア鉄道経由で、いわば地球を半周するような長距離輸送で、火砲・鉄砲弾・ミサイル・ミグ・トラック・ガソリンまでをハノイまで補給するとなると、その負担は、到底長期間耐えうるものではない

しかもそのうち何割が前線につくかわからない。
恐るべき消耗、しかしこれをとめれば前線は崩壊する

日本軍であれ北ヴェトナム軍であれ、ガソリンの一滴は血の一滴である。

人海作戦を「高く評価」し、それで補給問題が本当に解決できると信ずる人は、石油不足が叫ばれている現在の日本は、それを適用する好機のはずである。

すぐに具体的計画を立てて、自分の所属する機構で実施してみていただきたい。
私はその計画を立てさせられた経験がある。
一個師団一万五千人の人海輸送力がトラック(ニトンづみ)二十台の能力に及ばないのである。

私は朝日新聞の昭和三十三年十月二十三日付夕刊の『中共の輸送力』という中国の人海作戦を高く評価したコラムに対して、以上の自分の体験に基づく「偏見」をのべようと思っていたが、その必要ももうないであろう。

私は、「機雷封鎖」は米中ソが事前に打合わせをした芝居だと思っている。
というのは、当時すべての専門家が指摘した通り、本当の機雷原を作ったわけでなく(日本軍の機雷原ですらもっと立派である)、あの程度のことで封鎖できると思っているなら「ニクソンはどうかしている」はずだからである。

結局、ソヴィエトが補給をやめる大義名分を、キッシンジャーがつくってやったわけであろう。
そしてアラブ問題も石油問題も同じようなことであろう。

しかし日本では、新井宝雄氏のように「強力な武器対民衆のエネルギー」式の大本営的・竹ヤリ戦術的図式でヴェトナム戦争を見ていた

そして、結局それを日本にあてはめれば長沼判決的発想となり、

「勝った――度の強いメガネの福島裁判長が『自衛隊は陸海空軍であり違憲である』と静かに読み下したのだ。
札幌地裁の周囲を埋めた約五百人の支援団体の赤い旗、青い旗がゆれた。
平和憲法のいのちがよみがえった喜びだ。
ドッという歓声が秋の訪れを告げる澄みきった七日の北の青空につきぬけた」


となったわけで、これもある一時代の決算書であろう。
もっとも今では、この記事を書いた本人がケロリと忘れているだろう。

ただここで一言だけ言い添えておけば、長沼判決の前文(註4)には恐怖すべき嘘が隠されている。


(註4)…〔長沼事件第一審〕札幌地方裁判所昭和48年09月07日判決HP参照。以下抜粋↓。

■四、自衛権と軍事力によらない自衛行動

(~前略)

しかし、自衛権を保有し、これを行使することは、ただちに軍事力による自衛に直結しなければならないものではない。すなわち、まず、国家の安全保障(それは究極的には国民各人の生命、身体、財産などその生活の安全を守ることにほかならない)というものは、いうまでもなく、その国の国内の政治、経済、社会の諸問題や、外交、国際情勢といつた国際問題と無関係であるはずがなく、むしろ、これらの諸問題の総合的な視野に立つてはじめてその目的を達成できるものである。

(~中略~)

そしてこのような立場に立つたとき、はじめて国の安全保障の手段として、あたかも、軍事力だけが唯一必要不可欠なものであるかのような、一面的な考え方をぬぐい去ることができるのであつて、わが国の憲法も、このような理念に立脚するものであることは勿論である。

そして、このような見地から、国家の自衛権の行使方法についてみると、つぎのような採ることのできる手段がある。

つまり〔証拠省略〕からは、自衛権の行使は、たんに平和時における外交交渉によつて外国からの侵害を未然に回避する方法のほか、危急の侵害に対し、本来国内の治安維持を目的とする警察をもつてこれを排除する方法、民衆が武器をもつて抵抗する群民蜂起の方法もあり、さらに、侵略国国民の財産没収とか、侵略国国民の国外追放といつた例もそれにあたると認められ、また〔証拠省略〕からは、非軍事的な自衛抵抗には数多くの方法があることも認めることができ、また人類の歴史にはかかる侵略者に対してその国民が、またその民族が、英知をしぼつてこれに抵抗をしてきた数多くの事実を知ることができ、そして、それは、さらに将来ともその時代、その情況に応じて国民の英知と努力によつてよりいつそう数多くの種類と方法が見出されていくべきものである。


それは民衆の自然発生的蜂起とゲリラとははっきり別であり、ゲリラとは最もよく訓練された完全に組織的な軍隊だということを、歪曲している点である

ゲリラを軍隊でないというのは、自衛隊を軍隊でないという以上の脆弁である。
また補給を断たれると急速に壊滅してしまう点でもゲリラはいわゆる正規軍同様である。

そしてゲリラならぬ本当の自然発生的「民衆蜂起」と正規軍との衝突とは、人間の想像しうる最も残虐な地獄絵であり、ナポレオンのいわゆる「榴散弾一発で終る」のである。

これとゲリラをわざと混同して人を欺いてはならない

そしてその地獄絵を出現さすことが、朝日新聞によれば「平和憲法のいのちがよみがえった喜び」だということになるわけだが、これは、新憲法発布時に、われわれが全く想像もしなかった帰結である。

新憲法はそういうことが二度と起らないよう、過去の苦しい体験から生み出された締結のはずである。
だが有難いことに、それらは判事と記者の妄想で終るであろう。

幸いその前に、民衆は、トイレットペーパー目かけて蜂起したから――しかし笑いごとではない。
これが食糧だったら一体どうなるのだ

だが前記のような妄想や「アメリカ破滅寸前国神話」を各人の頭から払いのけ、広い意味の補給がなければ、軍隊のみならず日本そのものが生きていけないことを実感させて、奇妙な扇動記事に踊らされることなく、将来を直視しうる醒めた状態をつくり出してくれたという点では、石油危機は大変に有難い警告であった。

だが、有難い警告はしばしば逆作用した
ノモンハン事件もそうであったし、独ソ不可侵条約締結もそうであった。

どうしてそうなるのか。

補給低能」は何もマスコミ・竹ヤリ・民衆エネルギー蜂起派の独占ではなかった。
保守党の政治家も同じである。

日本列島改造論』というのが、これまた大本営の作戦要綱の如くに「補給無視」なのだが、これがわずか四百日前にベストセラーで大喝采をうけていたのだから、ここに保守・革新を問わず、共通的に「ある視点が欠落した」発想があり、共に不可能なことを可能と妄想していたことが明らかになったわけである。

そしてこの二つがいっしょになり、そして前述したような形での歪曲をかさねたため、自らが盲目になって対象が見えなくなると、大体、太平洋戦争勃発時と同じことになるであろう。

奇妙なことに、犬猿のようだったはずの「革新派と財界」または「青年将校と財閥」が、ある一点で、急に「意見の一致」を見ることがある。

すると国内に一切反対はなくなる
そうなると、前にも記したように、その道を進むのが最も「安易な道」なので、政府はその方向その方向へと行く

警告が逆作用したのはおそらくそのためで、ちょうど補給低能の『日本列島改造論』的作戦要綱と「長沼判決式民衆蜂起・竹槍戦術」的発想がいっしょになったような形で進み出すと、とまらなくなる

一切ブレーキがない

何しろこの警告を基にすれば、共に「同罪・同責任」だから、だれもその「警告的状況」を基にして政府を批判する者がなくなるのである。

すると、逆に、その「警告的状況そのもの」が打倒すベき「悪玉」にされてしまい、それと戦うべきで、そう考えない者は「敗戦主義者」だということになってしまうわけである。

すると阻害する「悪玉」はだれか、ということになる。

あるミニコミ紙に「イスラエル悪玉論」がそろそろ出るはずだ、と予測された方がいたが、昔はこれが国外では蒋介石の中国政府で、それが悪玉で「暴支庸懲」となり、ついてそれを支援する英米ということになり、一方国内では、神話を事実だといわない者は全部「悪玉」ということになり、そして戦争が終れば、こんどは軍部または新井宝雄氏のいわゆる「一握りの軍国主義者」が「悪玉」となり、そして常にそれらを悪玉だといわない人間は非国民とされたわけであろう。

(後略~)

【引用元:ある異常体験者の体験/一億人の偏見/P264~】


反原発派の主張が、いわゆる「補給低能・兵站無視」である事は論を待たないと思います。

「原発がなくても電力は足りる」という主張を見れば、その殆どが現時点での資源輸入の条件が不変である事を無言の前提としていますし、自家発電などの電力源がそのままフルに活用できると思い込んでいる処などは、戦前の日本軍の宿痾だった「員数主義」そのものです。
そしてピークをカットすればいいのだという聞こえのいい主張などは、その基底にバックアップの大切さという考えがかけらもない事を示しています。

しかしながら問題の本質は、彼ら左翼だけではなくそれ以外の人達にもこの「補給低能・兵站無視」の傾向が窺えること。
一例を挙げれば、大阪府の橋下知事やソフトバンクの孫社長の言動などを見てもそれは明らかでしょう。

要するに今の日本人は、右も左も押しなべて「補給低能」なのです。
こうなってしまったのも、戦後、日本が日米同盟に頼りきり、自らの「兵站」について真摯な検討を怠ってきたからでしょうね。
戦前を反省するならば、まさにこの点である筈なのですが…。

「補給低能」な日本人によって「脱原発」が日本人の総意となりつつあり、それに異論を唱えることは少なくとも政治家レベルでは落選を覚悟しなくては言えなくなってしまった現状は、山本七平が指摘するところの「一切ブレーキがない」状況に陥りつつある。

誠に憂慮すべきことでしょう。

実際、右も左も「電力危機」そのものが「電力会社による陰謀だ」と非難している様は、まさに「警告的状況そのもの」が打倒すベき「悪玉」にされてしまっている状況。

それに異論を唱えるものは、戦前は「非国民」とされた訳ですが、今ならさしずめ「人でなし・人非人」でしょうか。

私も「プルトニウムを飲め」とか「原発建屋に住め」とか「子供に福島産の農産物を食わせてみろ」とかツイッターで何度かいわれました。その発言の裏には「お前は命よりカネを大事にする人でなしだ」という意図が感じられてなりませんでした。

余談ですが、先日(枝野官房長官の地元後援会に入っている)大学時代の友人と飲んだ際、放射能論議になったのですが、その時も「お前は福島に住んでから言え!」とか、「子供に福島産野菜を食べさせられるのか!」といったテンプレどおりの難詰をされてしまいました…orz。

願わくばこの程度の罵倒や難詰でヒステリーが治まってくれると良いのですが。
警告が逆に作用しないことを祈るのみです。

しかし、日本人の過剰な情緒主義は困り者ですね。
「情緒多過」と「補給低能・兵站無視」というのは密接に結び付いていますが、痛い目に遭う前に、これを分断する方法はないものかなぁ…。


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コメント

生物学的常識の欠如

tikurinさん、今晩は。
コメントありがとうございます。
相変わらずの遅レスで申し訳ございません。

吉本隆明氏の主張のご紹介ありがとうございました。
実に真っ当な主張で、それを「耄碌じじいのたわごと」と非難する輩こそ、「羹に懲りて膾を吹く」愚を犯していますよね。

>おそらく、日本の原子力発電は、今後、旧式の廃炉、新式原子炉のさらなる安全の確保などに努めつつ、その技術を国際社会に提供し、さらにコスト面の配慮をしながら代替エネルギーや自然エネルギーの技術開発・導入を進めていくことになると思います。

>その間、新しいより安全な核技術の研究開発を進め、化石燃料が枯渇する未来に備える。また、既存の原発についても、万一の事故の際も最小限の被害でくい止めるよう、その小型化、免震、地下埋設、さらには放射能廃棄物の処理技術の開発を進める。


「冷厳な事実」にキチンと向き合うとしたら、仰るようにするのが、日本の取るべき唯一の道だと思います。
それがなぜ出来ないのか?

その根底には、山本七平が指摘した「生物学的常識の欠如」があるからではないでしょうか?

今回の原発事故を受けて、著名な文化人や学者が脱原発を唱えていますが、そうした人たちほど、その気があるような気がしてなりません。

社会学者の宮台真司などその典型じゃないかと。
彼本人は難しい言葉のレトリックを使って高尚な議論を展開しているつもりなんでしょうが、「山の生活」になっても本人は同じ自分でい続けられると思いこんでいる。
まさに満腹した知的怠惰者の言動じゃないかと思うのですが。

今こそ、山本七平の飢餓体験を思い出すべき時だと思いますね。

かつての石油ショックのように、甘ったれた幻想を打ち砕く事態が起こらないと目が覚めないのかもしれませんが、警告が逆に作用する恐れもありますから、難しいところですね。

何はともあれ、参考になるコメントありがとうございました。

*******

閑話休題、「初音未来」ライブ楽しんでいただけたようで嬉しいです。そう仰って頂けますと、紹介した甲斐がありました。
趣味ネタは政治ネタと違って、思ったまま感じたままを書けるので気楽なので、これは!というモノがあればまた書いていきたいと思ってます。こちらもよろしくどうぞ。

  • 2011/09/01(木) 23:24:38 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

吉本隆明「一度発達してしまった科学を逆戻りさせる選択はありえない」について

一知半解さんへ

 日本はエネルギー源である石油を東南アジアに確保しようとして大東亜戦争をはじめました。原発の問題は、今後、日本が生存していくためにはこれをどう確保するかという視点で考える必要があります。

 そこでおもしろいのが次の吉本隆明氏の言葉です。

――事故によって原発廃絶論が出ているが。

「原発をやめる、という選択は考えられない。原子力の問題は、原理的には人間の皮膚や硬いものを透過する放射線を産業利用するまでに科学が発達を遂げてしまった、という点にある。燃料としては桁違いに安いが、そのかわり、使い方を間違えると大変な危険を伴う。しかし、発達してしまった科学を後戻りさせるという選択はあり得ない。それは、人類をやめろ、というのと同じです。

 だから危険な場所まで科学を発達させたことを人類の知恵が生み出した原罪と考えて、科学者と現場スタッフの知恵を集め、お金をかけて完璧な防禦装置をつくる以外に方法はない。今回のように危険性を知らせない、とか安全面で不注意があるというのは論外です」

 これに対して、吉本は”耄碌した”という意見が大半です。「原発は危険な技術だからやめるべきだ。従って、”原発をやめるという選択は考えられない”と言う吉本の言は”耄碌じじいのたわごとだ”と言うのです。

 しかし、原発が危険なことは福島以前にも分かっていたことであって、だから安全確保のための万全の防御装置が施されてきたのであり、今回の事故は、その当然採用されるべき防御策が採られていなかったために起こったことなのです。

 つまり、吉本氏の言は、その当然採らるべき防御策を採っていなかったという設置者の不注意と、事故後の、放射能物質のスポット拡散の危険性を住民に知らせなかった(speediの情報隠蔽)政府の対応を、論外だと非難しているのです。

 この指摘は何処も間違っていません。ではなぜ、これが「耄碌じじいのたわごと」になるのか。おそらくこれは”発達してしまった科学を後戻りさせるという選択はあり得ない。それは人間をやめろ、と言うのと同じ”という冷厳なる事実を事実と認識できないためです。

 日本人は、自分達が原発をやめさえすれば、それで問題が解決すると思っている。ところが、核技術は危険を伴うが魅力的な先端技術です。だから日本がやめても誰かが使う。そのことは、核爆弾のような大量破壊を目的としたものでも容易に廃棄できない事を見ても判ります。だから、その管理が必要になるのです。核抑止力もその管理法の一つです。

 では原発の場合はどうか。日本がやめても誰かが使う。お隣の中国は絶対にやめない(だろう)。それは大変危険である。だからその管理法をIAEAに監視してもらう。また、その管理技術を日本が提供する。福島の経験を生かす。それが日本の国際社会に対する責任です。

 おそらく、日本の原子力発電は、今後、旧式の廃炉、新式原子炉のさらなる安全の確保などに努めつつ、その技術を国際社会に提供し、さらにコスト面の配慮をしながら代替エネルギーや自然エネルギーの技術開発・導入を進めていくことになると思います。

 その間、新しいより安全な核技術の研究開発を進め、化石燃料が枯渇する未来に備える。また、既存の原発についても、万一の事故の際も最小限の被害でくい止めるよう、その小型化、免震、地下埋設、さらには放射能廃棄物の処理技術の開発を進める。

 結局、そういったところに落ち着くのではないでしょうか。核技術は原発を含め今後も使われるし発展を続ける。それは有用ではあるが危険も伴う。だから人間が管理する必要があるのです。それができなければ人間は滅びる。それは知恵の実を食べた人間の宿命なのです。

 吉本氏はこの冷厳な事実を指摘しているに過ぎません。とりわけ核技術はそうした人間の宿命を象徴しているのです。そのことは今日の国際社会における核の管理法を見てみれば直ぐに分かります。核抑止力もその一環だしIAEAもその一つです。

 おそらく戦後の日本人は、そうした国際社会における安全管理の責任をアメリカに負わしてきたために、「水と安全はタダ」という鎖国時代の意識に先祖返りしてしまったのですね。でも鎖国時代には戻れない。不思議なことに、この情報公開の時代に、この単純な事実さえ認識できない。

 そんな、人間(=自分)の宿命を見抜くことが出来ない、そのための知恵も勇気も持たない、それどころかその事実を指摘した人間を”耄碌じじい”呼ばわりする国民の面倒を、一体世界の誰が見てくれるでしょうか。

おかげで”未来ライブ”楽しましていただきました。ありがとうございました。これからも音楽の紹介よろしく!

  • 2011/08/29(月) 17:32:55 |
  • URL |
  • tikurin #wQAHgryA
  • [編集]

コメント下さった皆様へ

長い間レスを返さないままで済みませんでした。
帰省や何やかやでゴタゴタしており、ブログ管理の時間が全く取れなかった為ですがゴメンナサイ。

いろいろとご指摘いただいたり、お話が展開していたようですが、時間も経っているので内容についてお返事するのは控えますのでご容赦ください。

またボチボチと更新していきたいと思います。
これからも宜しくどうぞ。

  • 2011/08/14(日) 22:47:49 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

>枯山氏へ(最後?)

 返信は必要ないと仰ってますが、思うことがあるので書き込みます。

>「相手が間違っているから、自己の情報内容の精度は問わない」ということを肯定されいるような内容に私には判断出来てしまいます。
 まったくそのような論理を立てたことはございませんし、そのようなことを肯定する内容ではありませんし、もしそのような内容を見たら私も反対すると思います。明らかな誤解ですので、そこははっきりとさせていただきたいと思います。
 なぜ、私の発言を元に枯山氏がこのように考えることができるのか、その論理を知りたいところではあるのですが、最後と仰ってるだけに返信がもらえそうになく、非情に残念です。

>自己の情報を「仮説」を「仮説」と書くのを省く行為をして良いことになるとは到底考えられないのです。
 私は「50億年太陽巨星仮説は仮説であることは(もしくは宇宙論の多くが仮説の上に成り立っているということは)馬場氏の発言が間違いとする根拠になる」と思いますし、同内容のことを下に書いているので別に省いているわけじゃないですよ。むしろ活用させていただいているので。
 もし、それ以前の「50億年巨星説」を”仮説”と全て明確にした方が確実、というご意見ならば、それはそれでよいと思いますし、それを否定するつもりはありません(手間ではありますが)。ただ、一般的には後に訂正・補足する旨を述べれば十分かと思います。

 また、私が簡単と言った理由については具体的に述べた後、枯山氏も>”そういうことだってのですね”、と仰っていただいたにもかかわらず、>”「情報を吟味し議論」することが難しいのではないか、という悲観思考”に拘る理由もいまいちわかりません。
 そもそも、「基準」に関しても、最初の書き込みを見ると、
>Saizwong様から見てどの程度のことを以てすれば「情報を吟味し議論した」と言えるのでしょうか。
 ということだったわけで、それに上記の通り私は具体的な例を出して程度についても明確にしたわけですが、いつのまにか私が>「情報を吟味し議論」する『基準』を提唱~、ということになっているのも意味がよくわかりませんね。

 また、>私のような偏見と予断に満ちた人間、とまで書かれてしまうと、私としてはそれをまずご自身でどうにかしていただいたほうがよいのでは?と言うしかないでしょう。完全に治すのは困難としても、そのような理由に基づいた考えはなるべく自重するように心がけるのが議論の最低限なのではないかと思います。

>一知半解氏へ
 私も長々と他者様のブログにて議論し、長文が続いてしまったことをここでお詫びいたします。今後はブログのトピックと関係ない議題は適切な場所にて行いたいと思います。すみませんでした。

  • 2011/08/06(土) 11:16:59 |
  • URL |
  • Saizwong #aswhZyPU
  • [編集]

御返信

Saizwong様へ>

望外の早い御返信に対して驚いております。
そして無礼な事なのだとは重々承知しておりますが、率直に申しましてその内容には失望いたしております。私には「情報を吟味し議論」する『基準』を提唱されたSaizwong様御自身の発言とは思えぬものです。これでは「相手が間違っているから、自己の情報内容の精度は問わない」ということを肯定されいるような内容に私には判断出来てしまいます。

『基準』というものは、他者のみならず自己をも拘束することではじめて意味を持ちうると私は考えております。そして「情報を吟味し議論」する場合ならば、自己はどのような拘束を受けるのかについて、私のような偏見と予断に満ちた人間には無関心ではいられないのです。何度も繰り返してしまい申しわけありませんが、私の関心は如何様にすれば「情報を吟味し議論」することが可能なのかという点に尽きます。情報発信者が過てる議論を成したとして、その情報発信者に対して反論者が自己の情報を「仮説」を「仮説」と書くのを省く行為をして良いことになるとは到底考えられないのです。

しかしこれは結局は私自身が、人が「情報を吟味し議論」することが難しいのではないか、という悲観思考を持っているためであり、Saizwong様のように「情報を吟味し議論」することはそれほど難しくないとする、やや楽観思考をお持ちのように御見受けする方に伺うという、私自身の浅慮により発したのだと理解しております。Saizwong様には、長々と私のような物分りの悪い人間に対して辛抱強く御相手してくださりまして誠にありがとうございました。

以後この議題についてのご返信には及びません。

一知半解様>

私の浅慮により、長々と一知半解様の場所で議論をしてしまったことを先ずお詫び致します。本来ならばたしなめられても致し方がないところを御寛恕していただきありがとうございました。

  • 2011/08/06(土) 07:22:56 |
  • URL |
  • 枯山 #-
  • [編集]

>枯山氏へ

 私は「発言の元と考えられる情報を調べてみた結果、馬場氏の発言は元の情報と相違しているので間違である」と判断するに至ったのであって、「50億年経ったら赤色巨星になる」という主張をしたつもりもなければ、それが必ず起きるということが真であるという主張をしたつもりもないので、もし、私の発言の中にそう読める箇所があると具体的に仰っていただけたならそれを訂正することは別にやぶさかじゃありませんよ。
 私も宇宙に関しては門外漢ですし、仮説の上に成り立っていて、真の結論を出すのは難しい分野だと思っていますし、その分野に慎重な姿勢を取るべきという部分にもまさにその通りと思っています。

 「馬場氏は間違った発言をしている」という共通理解が得られたなら、そういう発言を拡散しないように気をつけましょうね。そのために、拡散する前にちょっと調べる癖をつけておけばよいでしょうね。
 と、箇条書きどころか、短文ですっきりまとまるような気がするのですが、いかがでしょうか?

  • 2011/08/05(金) 22:25:12 |
  • URL |
  • Saizwong #aswhZyPU
  • [編集]

Saizwong様へ>

御返信ありがとうございます。

度重なるお話を伺う身で申し訳なく思うのですが、私が論点を正確に述べていなかったようでSaizwong様に妙な手間をとっていただいて恐縮なのですが、私の伺いたいのは、馬場氏が太陽寿命について誤りを述べている(これを自体は私はSaizwong様に賛意致します)ことではなく、何度も繰り返すようで大変心苦しく思うのですが、何故にSaizwong様は「50億年後太陽赤色巨星説」を仮説として慎重なる情報の取扱いをなさらなかったのかの、唯一点なのです。

私が一番興味を持っているのは、Saizwong様が述べられました情報拡散において「情報を吟味し議論」する『基準』そのものについて伺っております。その際にSaizwong様は「よくわからない知識」の場合には、その情報を取扱い発信するには、慎重にするほうが良いとの「基準」を挙げられていました。

しかしSaizwong様の御議論を見ますと、馬場氏が不正確で誤っているから、Saizwong様は「50億年後太陽赤色巨星説」に対してはそれほど慎重なる扱いは不要というように感じてしまいます。これでは「相手が間違っている(もしくは不正確な)場合ならば、自己の情報発信の精度は問わない」という態度でしかなく「情報を吟味し議論」することからは後退しているように考えます。かつてガリレオは「天動説」を痛烈に批判し、後世は彼の正しさについて称賛を惜しみませんでした。しかしあまり知られていないことなのかも知れませんが、ガリレオは地動説の証明として「地球の潮汐は地球の惑星回転運動そのものから生じる」とし、月の影響を排除する仮説を述べました。そしてこの部分についてはガリレオは明確に誤っていたことも、後世の私達は知ることが出来ます。

私は、科学というのは「仮説と検証の発展史」と認識しております。そして現代の天文学もまた宇宙観測技術の進歩に付随して、更に大胆なる仮説(ダークマター等)が提唱されている興味深い分野でもあります。そのような分野は私のような門外漢には「よくわからない知識体系」の塊にしか思えません。そのような分野にたいして何故にSaizwong様は慎重なる情報の取扱(「~の可能性もある」や「恐らく~と考えられる」とか「現時点の情報では~と推察される」)をなさらないのかが不可思議に思えてしまうのです。

そこで大変申訳なく思うのですが、あらためましてSaizwong様が提唱されました「情報を吟味し議論」する『基準』を箇条書きで列挙しかつ、公開していただきたく思います。私のような物覚えの悪い人間には、こうしていただかないとどうしても理解できず困惑してしまうばかりなのです。勿論、このような基準の明示には、時間はかかるのは承知いたしておりますので、御返信については数ヶ月、いや1年後でも全く問題ありません。

  • 2011/08/05(金) 07:02:42 |
  • URL |
  • 枯山 #-
  • [編集]

>枯山氏へ

 すみません、まずお互いの認識を確認するべきでしたね。
 私は「正確でない」も「間違い」の一つと思っています。
 「正しい可能性もある場合」は「間違い」と断定できないということだと思っています。
 そして、枯山氏の発言は「宇宙論は大きく変動しているから、馬場氏の発言も正しい可能性がある」と捉えたので、それは違うと思い、先日の最初の段落の書き込みとなったわけです。意図が違うようでしたのでお詫びいたします。

 さて、お書きいただいた「50億年経つと赤色巨星になるというのはいくつかの仮定に基づいた仮説である」という情報はむしろ馬場氏の発言が間違いであることをより強く示す根拠であると私は思います。
 なぜならば、馬場氏は「50億年も経てば太陽はなくなる」と断定しており、これと相違するからです。
 さらに、「50億年経つと太陽がなくなる」という仮説もないので、氏の発言は正確さを欠くということになります。

 私が「ほぼ定説」という言葉を使ったのは別に「50億年経つと太陽は赤色巨星になること」が真と考えているからという論法の上というわけではありません。
 これは馬場氏が根拠としうる「50億年も経てば太陽はなくなる」という情報がないということを示すものだからです。「太陽が50億年後になくなる」という発言の根拠となる情報がないことが「50億年経てば太陽が巨星化する」という説があることで確認できたわけですから、わざわざ「間違いである可能性がある」という書き方をする必然性がないと考えたわけです。
 ですので、馬場氏は「50億年経つと太陽は巨星化する」という情報を勘違いしたか、またはこれを「太陽は死ぬ」と表現したものを読んで「なくなる」と連想してしまったか。それとも人に聞いて信じてしまったのか。いくつかのパターンは考えられますが、経緯はどうあれ氏の発言が間違いということは変わらないかと思います。 

 ありえる反論としては、私の検索の仕方が悪くて実は「太陽は50億年でなくなる」という説はあるし馬場氏はそれを元に発言しているのだろう、というものになろうかと思います。この場合、「説がある」ことが示されれば、私が「間違い」と言っていた根拠が崩れます。ただ、「なくなる」と発言して訂正されているものがあるので、その可能性もほとんどないかと思います。あるとすれば表向きは元IT屋の氏が秘密裏に研究して事実を突き止めている可能性…なのですが、そこまでいくと妄想に近いですし、除外してよいかと思います。

  • 2011/08/04(木) 21:16:36 |
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  • Saizwong #aswhZyPU
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再びSaizwong様へ>

度々の御返信ありがとうございます。
また太陽に関しての分りやすいサイトのご紹介までしていただきましてありがとうございます。

さて、申しわけありませんが、何故急に自然エネルギーとか原発のお話をされるのか私には全く理解ができません。私の議論の何処をもって「未来の仮定」を持ち出して馬場氏の言説を擁護しているアンフェアな議論と判断されているのか、明確に御指摘を頂かないと私のように物分りの悪い者には戸惑うばかりであります。

私としましては、「太陽50億年後消滅説」という仮説は「50億年後太陽赤色巨星説」という仮説とを比較すればどちらがより検証に耐えうるかと問われましたら、後者のほうがより専門家の検証に耐えている精度の高いものだというのは理解しておりますし。その点では馬場氏よりSaizwong様がより正確性が高いとも思います。しかし、私が疑問に思いましたのは、「専門外の知識については慎重に扱うのが良い」と基準を出されたSaizwong様ご自身が、何故「50億年後太陽赤色巨星説」をほぼ定説と判断されたのかを伺いたく思ったからです。私なりに調べてみたのですが、いわゆる「太陽寿命計算」においては以下の大きな前提があるように思えます。

1、燃料となる水素は太陽の全質量(2×10^30(kg))の10%で、さらにその0.7%だけの質量がエネルギーに変換される
2、水素の核融合反応に比べてヘリウムの核融合反応は遥かに早く燃焼が終了する(水素が約100億年とすると数千万年相当)

1については、太陽の全質量は天文学の発達により判明している部分ですが、「質量の10%」と「0.7%」については「この条件とするならば」という但し書がついております。私は天文学は詳しくありませんが、こうした表現を使われる場合は、大抵が仮説の部分だと判断いたしております。2についても、やはり同様の但し書きを見ることがあります。そして1の燃料量とエネルギー変換率が変化してしまえば、「50億年後太陽赤色巨星説」が「25億年後」になったり「100億年後」というように変化するでしょうし、いままでの天文学知見がこのような変化を遂げて来たのも取り立てて珍しいことではないと考えているからです。

繰返しで申しわけありませんが、「50億年後太陽赤色巨星説」という説を挙げられた際にどうしてSaizwong様は「~の可能性もある」や「恐らく~と考えられる」とか「現時点の情報では~と推察される」という慎重なる表現を使用されなかったのか不可思議に感じたのです。「相手が間違っている」であったとしても、Saizwong様ご自身が「太陽赤色巨星説」という情報を発信するに対して慎重にならずとも良い、という論にはならぬと考えた次第です。

枯山

  • 2011/08/04(木) 06:58:24 |
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  • 枯山 #-
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>枯山氏へ

 それは「自然エネルギーの技術は日々発達しているので、技術の進歩によってすぐに原子力の代替になる可能性はあるかもしれないから、原発即時廃止論は間違いではないかもしれない/原発維持は疑問だ」というのと同じで、発言の擁護になってないかと…。天文学は日々進歩していても現在「太陽は50年後に消滅する」という仮説は見当たりませんし、自然エネルギーの技術革新も目覚しいものはありますが、事実上「原発代替は不可能」だと私は思います。未来の仮定を持ち出すのは率直に言って議論としてフェアではありません。やろうと思えばいくらでもできるので。
 私の言っている「断定されている」ということは私の書いた下の実践のように「本当なのかな?」と思ういわゆるきっかけの一つなのであって(言い換えれば疑問を提唱する際の基準の一つ)、「断定されているから、間違い/正確」という類のものではないんです。もし、調べる時間が足りなくて、それでも即時に情報を発信する時、まだ根拠となる情報が不足していると自分で思う場合は、「~の可能性もある」というような書き方をした方がよいですね、という話なんです。
 「太陽は50億年後になくなる」という話が正しいかもしれないと思うなら、そう考える根拠が必要です。「自然エネルギーで代替できる」という根拠が必要なのと同じですね。もしかすると、馬場氏は天文学に物凄く精通していて、現在ほぼ定説といわれている50億年後には太陽は膨張して赤色巨星になるという説を覆すだけの研究結果を保持している…ならば私は考えを改める必要がでるかもしれません。しかし、その可能性はほとんどないかと思います。また、検索すると、「50億年後に太陽は膨張して赤色巨星になる」ということを「50億年経つと太陽は死ぬ/寿命がなくなる」という表現をしているものがあり、これから「太陽は爆発するの?」とか「なくなってしまうの?」という勘違いが生まれて、同じような突込みを入れられている(別に爆発しないし、なくなりません、と)スレも見つかるわけですね。
 だから、私は馬場氏は天文学の定説を覆す超エキスパートという突飛な発想をするよりも、50年後に太陽はなくなると勘違いしている=間違っているということが事実だと思いますし、断定して構わないと思ったのですよ。

*ちなみに80億年後に太陽がガスを噴出し切っても、白色矮星は残るみたいなので、真の意味で太陽がなくなることはないみたいです。
参考:http://jvsc.jst.go.jp/universe/hoshi/issyou/tanjou.html

  • 2011/08/03(水) 21:10:28 |
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  • Saizwong #aswhZyPU
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Saizwong様へ>

御返信ありがとうございます。
Saizwong様が求められている「情報を吟味」するとは、このような事を指しておりましたか、漸く得心した次第です。非常に残念ながらこのように明確に述べて頂けませんと、私のような物覚えの悪い者には分らないもので苦労しております。なにせ世の中には残念な事に「基準」を何も明示せずに、相手を論難しておきながらその「基準」について窺うと、なんとも曖昧模糊たる「信念表明」か恣意に溢れた「我が胸先三寸に有り」などど言う御仁の議論が、世には結構多いことに辟易しております次第だからです。

さて、最後に一つ宜しいでしょうか、Saizwong様が「50億年経つと、膨張し赤色巨星になる…という説が強く支持されているということが分かりました。」とありますが、これは今現在において強く支持されている『仮説』の一つというのが私の認識なのですが、その仮説を真として馬場氏の「50億年後太陽消滅説」は間違いであると断言されているように見ます。しかしこの場合にSaizwong様は自身が出された「基準」からすれば「50億年後太陽赤色巨星説」という仮説があり馬場氏の「50億年後太陽消滅説」は正確とはいえないという表現になると思うのですが、何故「間違い」と断言出来たのでしょうか。宇宙論は大きく変動している分野なので中々に「断言」することは難しい分野だと考えておりますので、少々不可思議に思っております。

枯山

  • 2011/08/03(水) 01:07:50 |
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  • 枯山 #-
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勇気ある者(苦笑)

 一知半解さん、レス有難うございます。
 >週刊オブイエクトのJSF氏に論破された
 「あの」JSF氏に論戦を挑んだレイランダー氏は「勇者」なのでしょうか?それとも・・・

  • 2011/08/02(火) 21:40:37 |
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  • KY #cxYzK9gg
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>枯山氏へ

 すみません、番号付けするのは見やすくして分かりやすくするためなんでしょうけど、むしろ、非情に難しく感じるのはなぜでしょう…。それに感服などと書かれると私も引け目を感じてしまいます…。

 番号に答えるよりも、せっかく前の投稿で実例も書いたので、それに沿って私がなぜ「情報を吟味」することが「簡単」と考えるのかを書いたほうが良いかもしれませんね。

 まず、馬場氏が「太陽は50億年でなくなる」という発言をツィッターで行い、一知半解氏がそれをRTしました。それでフォローしている私も見ることができたわけですが、この発言を見たとき私が思ったことが二つありました。
・ 本当に太陽は50億年でなくなってしまうのか?そんなに断定できるものなのか?
・ 馬場氏は天文学に詳しかったか?
 馬場氏のプロフィールはツィッターのクリック一つで見れたので、そこには”IT屋”と書いてありました。全然分野違いですね。ここで「おや?」と思いました。
 そこでこれは何かあるかもと思い検索エンジンで調べてみます。「太陽 50億年」とでも入れるといろいろ出てきますね。
 そうすると、どうやら50億年経つと、膨張し赤色巨星になる…という説が強く支持されているということが分かりました。また、本当に太陽が文字通りなくなるのは80億年ぐらい後だということが分かりました。
 つまり、馬場氏の発言はいわゆる勘違いということになります。
 ただ、基本的にこの発言は「あまりに先のことを出して否定しても仕方ない、近い将来を考えたほうが理性的」という意図の元にされているので、この部分を「太陽は80億年後になくなる」とか「50億年ごろには赤色巨星になるので地球上の生命が生きていくのは難しくなる」と修正しても氏の主張自体が崩れるわけではありません。まぁそれでも、間違いを拡散したことは事実なのでそれはそれ、これはこれ。
 インターネットでこれを調べるのに10分~20分もかからなかったですし、まとまっているサイトもあるので、RTする前にこういった情報の吟味ができれば複数にばら撒かなくてすむのでは?と思ったわけですよ。
 これぐらいなら多分最近の小学生でもできることだと思います。
 「本当に詳しい人なのかな?」「自分はちゃんと分かっているのかな?」「断定できるのはなぜなのかな?」と。むしろ好奇心が旺盛なら喜んでどんどんやるかもしれませんね。
 情報の吟味という言葉を使っていますが、やることはこの通り単純で簡単で当たり前のことと形容するほどのものだと思います。私の書き方も悪かったのでしょうけども、あんまり過度に解釈して気負いしないで下さいね。

>虚栄、見栄、本人の愚鈍、知的怠惰、視野狭窄等が入るのが避けられない
 まぁ、そういう人もいるから、間違った情報の拡散が止まらないのでしょうね。
 でも、そういうものが入るとしても、情報の吟味は難しい、となるわけじゃないんですよ。上に書いたとおり、私が考えたことは非情に単純です。
 枯山氏が書いたことはどちらかというと個々人の性格や精神的な部分に依存する話で、「情報の吟味」という行動が難しいのか?簡単なのか?という話とはちょっと違う部分の議論であるように私は思います。
 例えば、「電気のつけっぱなしを消すのはちょっとしたことだから気をつけてくださいね」という話の後に、「いや、忘れることは避けられない」と言われたようなものかと…。

  • 2011/08/02(火) 21:02:24 |
  • URL |
  • Saizwong #aswhZyPU
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「情報を吟味し議論する」基準

Saizwong様

大変迅速なる御返信ありがとうございます。
Saizwong様より示していただいた基準を箇条書としますと、私は以下のものと認識しております。

①…「その分野」が明るくない人の発言(発信側)
②…「その分野」が良く分からない人の発言(受信側)
③…①②の何れかを満たす場合には、その情報を扱うには慎重に接することで、断定など論外であり、取扱う場合には「恐らく~と考えられる」や「現時点の情報では~と推察される」という表現を用いること。
④…③の条件を満たしていた場合には「情報を吟味し議論した」という状態に達することが出来る。

上記の認識で誤っている点がございましたら何卒御指摘を頂きたいと思います。

さて、上記の認識を前提で論をすすめて参りますが、この御提示いただいた「基準」について私のような浅学非才の身には、率直に申しまして「簡単」かつ「当たり前」と述べられるSaizwong様の知性の高さに、ただただ感服いたしております。まず①などは、私には一体何を「基準」としてある人が「ある分野に」明るいとか暗いとかというのが、全く判別が出来ないからです。また②についても全く同様のものでしてこの部分になりますと極めて自己の主観(虚栄、見栄、本人の愚鈍、知的怠惰、視野狭窄等)が、入るのが避けられないものですから、ある人が「ある分野」を良くわかるとか分らない等とはどうやって判別出来るのかすら分らない有様なのです。

そこでSaizwong様に大変お手数ではあるのですが、①②について判別する際の「基準」を私のような浅学非才の身にも分り易いように教えていただけないものでしょうか、何といっても物覚えの悪い身ですので「簡単」とか「当たり前」などと述べられてしまいましても、当方はただただ困惑してしまうばかりなのです。

枯山

  • 2011/08/02(火) 01:21:34 |
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  • 枯山 #-
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一知半解氏と枯山氏へ

>安全のみを過大視
 私は別に原発の安全を完璧にしろとは言っていませんよ。そもそも、極端な代替案には反対しているので。
 あくまで“少なくとも世界の原発保有国が普通にやっている一般的な運用ぐらいはしなければいけない”と考える程度です。
 それが難しい状況になるなら、他のエネルギー源(火力・自然エネルギー)確保の検討も特におかしな話ではありません。そもそも、どのエネルギーもきちんと実用として使えるエネルギーで、それぞれの特性を考えて、どれをどう使うかという問題のはずです。
 一知半解さんはまさかテロリスト(もしくは特殊部隊)が原発を責めてこなければ問題じゃないとか思ってませんよね?
 自国の機関エネルギーの防衛がこれだけないがしろにされていたということが世界中にバレたということは、危険な隣国に対するよからぬメッセージを発信したということなんですよ。実際に原発事故直後から日本近海で動いている危険な国があるわけで。
当然、今後、外交にも圧力をかけてきますし、経済もしっかり握られているわけで。
そういうわけで将来的な問題どころか、きちんと原発が守られていないことによる実害は既に出ていると考えてしかるべきかと。

 電力需要のために原発を維持を重視する考えは別に構いませんよ。ただ、仮に原発をこれまでの計画通りに稼動・建造できたとしても、経済を維持・成長させたいなら、火力と自然エネルギーを今後もこれまで同様かそれ以上に確保する道は避けられないでしょうし、それに加えて原発を整備したり防衛を構築する費用は我々に跳ね返ってくると私は思います。やらなければ、外交・経済面での隣国の圧力はより高まるので、どちらにしろ日本は非常に苦しいかと。
 ようは、あなたの安易な「現状原発は守られている」という認識に支えられた原発推進論に問題があるということです。何を重視して発言しようが、基本的事実の認識に間違いがあると思えば単にそれは間違いというだけのことです。

>事実誤認の具体的なRT
 とりあえずすぐに思い出せる直近では馬場正博氏が原子力廃棄物関連で反原発信者に10万年後の世界について論争していたものからRTしたものですかね。反原発信者の主張もめちゃくちゃですが、対する馬場氏も主張の筋はともかく残念ながら言葉の一つ一つが正確ではない…。50億年経っても太陽はなくならないです…。
 後は時々池田信夫氏のブログRTが来てたように思いますが、これも中を見てみると結構間違ってます。氏はちょっと引用に問題があるようです。

 私が言っている基準は簡単ですよ。その分野に明るくない人が発言したものを見たら、その分野に良く分からない人は慎重になるべき、という当たり前のことです。
 即時性を求めて発信する情報もあり、後に検証されたものより確かに正確性は劣りますが、それにも書き方というものがあります。「恐らく~と考えられる」、とか、「現時点の情報では~と推察される」、といった書き方が一般的ですね。
 ということは、即時に発信しながらも、こういう書き方をせずに断定してしまうのは危険ということでしょう。見分けるのは大して難しくはありません。

  • 2011/08/01(月) 00:47:08 |
  • URL |
  • Saizwong #aswhZyPU
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皆様、コメントありがとうございます。

>KYさん

参照先ブログ拝見しました。確かレイランダーさんって、週刊オブイェクトのJSFさんに論破されてた方ですよね。

彼らは電気の質とか安定供給とか余りにも軽視していると私も思います。


>花春さん

そんな発電機まで埋蔵電源に入れているとは困りますね。
こういう連中が仕切ると、戦前の二の舞ですね。


>Saizwongさん

>現行の警察による原発テロ対策訓練の不備(拳銃のみで襲撃すると想定)、米と比較した際のバックアップ体制の稚拙さ、陸自を動員した場合数が足りない点などを指摘しています。

その点は至急対応しなければいけませんよね。
法改正を自民党が検討中とは私も聞いていましたが本来与党が率先してやるべきことですよね。民主党はいつまで野党気分でいるのやら。

>私は原発の運用はこれまで以上に慎重にならざるを得ず、すぐに「安全だ」としている安易な意見には反対しています。これをかつての旧軍同様の補給線軽視と形容して憚りないでしょう。

補給線の安全が軽視されている事実はあるのかもしれませんが、これはこれで対処すべき問題です。

ただ、私は多少のリスクをとっても再開しなければ日本経済が失血死しかねないリスクの方を重視しています。
こちらのリスクは「間違いなく発生する」のですから。

従って、Saizwongさんの指摘する「補給線軽視」というのは、リスクを取らずにひたすら安全のみを過大視する側にも当てはまると思っています。

>原発テロ対策は現状で問題ないとする資料をご存知でしたらご紹介いただければ幸いです。

これについては、残念ながら見かけた記憶がありません。
今回ご紹介いただいたHPを参考にして考えていきたいと思っております。

>少なくともあなたが共感する人物の意見であっても、事実誤認のツィートの拡散はやめるべきです。慎重に行わないとそれこそ信頼を損ないますし、ろくでもない人間が調子づくだけです。

極端なツイートでも、事実誤認の場合は拡散RTをしているつもりはありません。
もちろん、RTした後に間違いであったならば、ただちに取り消しています(公式RTなので取り消すことが可)。

>私の分かる範囲では特に妙に古代の話題が出ている場合は要注意です。他の分野は詳しくないので断固として言えませんが、この手に口出ししているIT屋や自称学者の間違いが酷いので、信用できないことに変わりはありません。

済みませんが、心当たりが無いのです。
具体的にどの方のツイートがまずいのか教えてくださりますと助かります。よろしくお願いします。


>枯山さん

私も同じような疑問を持ちました。

  • 2011/07/31(日) 22:23:06 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
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基準とは何か

Saizwong様

はじめまして、枯山と申します。
少々お尋ねしたいことがございます。それはSaizwong様が述べられている、「Twitter」における情報拡散に対しての『基準』についての事です。信頼性と速報性はある意味において負の相関関係があることは、御存知だとは思うのですが、ではSaizwong様から見てどの程度のことを以てすれば「情報を吟味し議論した」と言えるのでしょうか。こうした事は明瞭に御提示して頂かないと、相手側はどのように対応すれば良いかわからず混乱するばかりでしかありません。このような事態になってしまえば只管『時間』と『エネルギー』の浪費になる虚しい結果に終るのを避けることが出来なくなってしまいます。

 Saizwong様からは今のところ「妙に古代の事を話す、IT屋や自称学者の意見は情報拡散の対象外」と私は認識できるような、基準らしきものを御提示いただいておりますが、もう少し詳細にわかりやすい原則を御提示いただきたく思う次第です。

  • 2011/07/31(日) 06:00:33 |
  • URL |
  • 枯山 #hWEpD.zo
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テロ対策に関して

>旧軍と違って、守る手段や能力を持っているのが現状です。

 最近の報道や手に入る情報を見る限り、私にはとてもそうは思えません。
 とりあえず一連の情報としてまとまっているものとしては軍事評論家の矢野義昭氏のコラムがあります。氏はミサイルや航空機による原発の建屋への攻撃可能性は薄く、多少の攻撃で原子炉からの放射性物質の漏れはないとしつつも、現行の警察による原発テロ対策訓練の不備(拳銃のみで襲撃すると想定)、米と比較した際のバックアップ体制の稚拙さ、陸自を動員した場合数が足りない点などを指摘しています。
>原発のテロ対策は十分か?
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/10025

 9.11の後、世界各国の原発はテロの標的になることが指摘され、対応を強化したようですが、どうやら日本では僅かにしか進まなかった模様…。

 加えて、wikileaksより漏れた文章にアメリカが日本の原発の防衛能力の低さを指摘しているものもあります。
>日本の原発、テロ攻撃対策も不十分-ウィキリークスの米外交公電
http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/05/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%81%E3%83%86%E3%83%AD%E6%94%BB%E6%92%83%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%82%82%E4%B8%8D%E5%8D%81%E5%88%86%EF%BC%8D%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%BC/

 原子力委も7月に入ってからようやく30年ぶりにテロ対策を強化する旨を発表しました。IAEAの要請も入っています。つまり、30年間手つかずに等しかったということです。
>原子力委:「原発テロ」対策 30年ぶり見直しへ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110701k0000m040133000c.html

 また、現在、自衛隊が原発防衛に当たれるよう法改正を自民党がマニフェストにおいて検討中です。
>「自衛隊による原発防衛可能に」自民が法改正を検討
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110702/stt11070201160000-n1.htm
 自衛隊を配備できるようになっても訓練や基地との連携はその後で予算も必要ですから道のりはかなり遠いでしょう…。その前に民主党ry

 新たな情報次第で認識も変わるでしょうが、現状では「手段と能力を持てるかもしれない」と見ておくのが妥当な模様です。
 どこまでの能力を持つべきかにも議論はあるでしょうが、少なくとも原発保有国がやっている防衛の標準的な装備くらいは持たないと「持っている」とは言いがたいかと思います。
 以上を見る限り、私は原発の運用はこれまで以上に慎重にならざるを得ず、すぐに「安全だ」としている安易な意見には反対しています。これをかつての旧軍同様の補給線軽視と形容して憚りないでしょう。
 単純な防御面から考えると基数は少ない方が防衛側の負担は減り効率的です。人件費のかかる日本ならなおさらのこと。今後の方向としては、できれば原発の稼動基数は少ない方が望ましく、危険と考えられるものは移転もしくは停止・廃棄、電力の不足から新規に作るとしてもアメリカと同様バックアップ可能な要所に絞って建設、既存の原発も防衛設備が整っていて発電量の多い原発にリプレースしていくのが望ましいというのが私の考えです。
 欧米や中国、韓国にしても他の途上国にしても、軍事組織かそれに準ずる組織との連携を考えて原発を建設するのは一般的です。自然エネルギー代替よりははるかにマシですが、原発も困難な道であることに変わりはありません。

 もし、原発テロ対策は現状で問題ないとする資料をご存知でしたらご紹介いただければ幸いです。


>ご指摘のように賛同するRTの中には極端なツイートもあります

 少なくともあなたが共感する人物の意見であっても、事実誤認のツィートの拡散はやめるべきです。慎重に行わないとそれこそ信頼を損ないますし、ろくでもない人間が調子づくだけです。

 これは別にあなたに品があるか、毒を吐きたいかどうかとは関係ありません。
 きちんと情報を吟味し、議論する基本的なスタンスがあるかどうかです。
 私の分かる範囲では特に妙に古代の話題が出ている場合は要注意です。他の分野は詳しくないので断固として言えませんが、この手に口出ししているIT屋や自称学者の間違いが酷いので、信用できないことに変わりはありません。重ねて強調しますが、情報を拡散する際には慎重にお願いいたします。

  • 2011/07/30(土) 22:45:45 |
  • URL |
  • Saizwong #aswhZyPU
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つうか

独立してる消防ポンプ用や河川の水門開閉用の発電機を埋蔵電源に入れている時点でアレなんですよね(さすがに官庁の資料にはアテにならない非常用電源になってるけど

  • 2011/07/30(土) 19:44:19 |
  • URL |
  • 花春 #-
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やはりしましたか(苦笑)

 「地熱発電所に反対する者は、原発推進派の手先だ!」とレッテル貼りをする人が。
 その根拠が「地熱発電では同じ国立公園内でも森林伐採は許可されないのに、原発の時は許可されるのはダブスタだ」とただそれだけみたいで。これを持ち出されると大概の人は黙ってしまうと思いますが、「逆に原発でなければ伐採してもいいのか?」と突っ込まれるかもしれないし、より身近な生活のために自然が破壊されている現実に対しても直視できるか、という疑問も湧いてきます。一番見落とされているのは、地熱エネルギー発電による「電気の質」です。結局原発憎しのあまり、一番肝心なことに目が届かないのはカルト信者の逃れられない性癖なのでしょうか?

  • 2011/07/30(土) 00:09:47 |
  • URL |
  • KY #dPPT3HLQ
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枯山さん、Saizwongさん、KYさんへ

>枯山さん

コメントありがとうございます。
レスが大変遅くなって申し訳ありません。
仰るとおりですよね。平和を希求するのならなぜ戦前のどんな行為が戦争に結びついたかを考えるべきなのに、普段平和平和と声高に叫ぶ人たちほど、戦争につながる行動を取っているのはまさに滑稽としか言い様がありません。

>馬鹿の一つ覚えのように「フクシマ、フクシマ」と連呼しますが、一度地図でも開いて原発の距離と会津の距離をコンパスで円を描く手間を惜しむ姿

福島は非常に広いということを想像すら出来ない人たちが多すぎますね。
会津や中通りの人達は「フクシマ」で一緒にされてしまって大変だと思います。
自ら検証することさえ放棄してしまった人に一体何が判断できるのでしょうか。
困ったものです。


>Saizwongさん

コメントありがとうございます。
レスが大変遅くなって申し訳ない。

>原発を補給路に例える考えそのものは正しいと思いますが、輸送方法、輸送経路、さらにシステムと機械的な弱点までバレバレの状態で、運用を続けるというのは自らの失点をきちんと見つめず、暗号を読まれながら戦況を自分の都合の良いように解釈し続けて太平洋戦線で潜水艦や航空機に次々と輸送船を狙われて補給を絶たれた旧軍と同じ道を辿ると考えますが、いかがでしょうか?

この点に関してはご指摘の点については決定的な欠陥とまでは言えないと思いますので、旧軍の行為と似て非なるものだと私は思います。
電源の問題も、津波に襲われた場合の対策を講じていますし、テロ等の問題については対処不可能な問題ではありません。
旧軍と違って、守る手段や能力を持っているのが現状です。
むろん、そうはいっても百パーセントの安全は保障できませんが、他のリスクと勘案した上で判断するべきでしょう。

>少し厳しいことを言ってしまうと、ブログ主のリツイートの中はさすがにこれはどうだろうと思うようなものいくつかあります。
>どうしようもない反原発信仰や便乗左翼運動に辟易する気持ちは分かりますが、僭越ながら全体に拡散する前にちょっと立ち止まって吟味してから行って欲しいと思います。


私がRTするものは、「賛同・返答」のケースか若しくは「晒し」のケースかいずれかです。基本的に「晒し」の場合は、その直後に反論のツイートをします。
ご指摘のように賛同するRTの中には極端なツイートもありますし、私も基本的にあまり上品な人間ではないので、晒しのRTの相手に合わせて攻撃的に反論してしまうケースもあります。
それが端から見れば、不快に思われてしまうのかもしれません。
なるべく気をつけたいとは思いますが、毒を吐きたい気分に駆られることもあり(汗)、その際はどうかご容赦くださいませ。
なにはともあれ、貴重なアドバイスありがとうございます。


>KYさん

コメントありがとうございます。
毎度毎度レスが遅くなってゴメンナサイ。

確かに原発推進派にはカルトはいないでしょう。
あくまでもメリット面を評価して推進しているだけで、無くて済むなら無いに越したことはないというスタンスでしょうから。

今回の福島原発事故に関わらず、世界では新たな原発が作り続けられることでしょう。
私は古い原発を、早急に新しい原発にリプレースすることで対応するのが、原発自身のリスク排除という点からも日本にとってベストな選択だと思いますが、現在の言論空間においては、大陸撤兵論を叫ぶようなもので顧みられることが無いのが非常に残念です。

  • 2011/07/29(金) 00:41:06 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
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>宗教じみた人たち

 賛成、反対派どちらにもそういう人がいることを否定はしませんが、後者にはそれに加えてイデオロギー的な(とは言うものの、突き詰めればカルト宗教じみていますが)者がいるのは後者だけでしょう。
 つまり、反対派が原発なくせ、と糾弾するのはあくまでも自国、日本の原発のみ。彼らが同じく原発を保有し、今なお稼働させ、あるいはこれから新規に建設しようとしている国(サウジなど)に行って同じ主張をした、という話を聞いたことがありません。私が情弱なら論外ですが、もしそういう動きが未だにないのならやはり日本での反・脱原発論は相当恣意的と言わざるを得ません。となると彼らの「原発なしも電気は足りる」という論調も無知ゆえの「補給低能論」ではなく、最初からそんなことはありえないと理解した上で嘘をついているとしか思えません。

  • 2011/07/26(火) 23:16:46 |
  • URL |
  • KY #xyze0vVc
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補給路の確保

 私はこの件に関してはブログ主とは考えが違って、今回の事故で外部電源喪失程度でこのような被害になってしまうと世界中に知らせてしまった以上、事故や災害に加えてテロの警戒もしなくてはならず(小川和久氏の言うように福島は狙われないと思いますが、その他の核施設への攻撃可能性は十分にある)、原発新規建設や再稼動は慎重にならざるを得ないと考えます。
 原発を補給路に例える考えそのものは正しいと思いますが、輸送方法、輸送経路、さらにシステムと機械的な弱点までバレバレの状態で、運用を続けるというのは自らの失点をきちんと見つめず、暗号を読まれながら戦況を自分の都合の良いように解釈し続けて太平洋戦線で潜水艦や航空機に次々と輸送船を狙われて補給を絶たれた旧軍と同じ道を辿ると考えますが、いかがでしょうか?全てをこなせとはいいませんが、少なくとも電源の防御ぐらい固めなければいけないはずなのに、その気配すらありません。
 また旧軍の補給に例えるなら、自然エネルギーは確かに現地で狩りや野菜作りをするようなもの(素人がいきなりやっても大して栄養が得られないどころか、病気が蔓延)だと思いますが、緊迫した状況ではそういうこともせざるを得ないかと思いますし、準備しておくに越したことはないでしょう。でないと更に死人を増やします。

 原発には推進派、反対派ともども宗教じみた人たちがおり、議論するのはいいのですが、相手はきちんと選んで話し合わないと不毛です。
 http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10959406253.html
 http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10927125467.html
 そして、このブログでも言っているようにそういう人はどうしようもないと思います。長年そういう習慣でやってきたのですから、説得なんて聞きません。詭弁や資料の恣意的解釈もやりたい放題です。

 少し厳しいことを言ってしまうと、ブログ主のリツイートの中はさすがにこれはどうだろうと思うようなものいくつかあります。
 どうしようもない反原発信仰や便乗左翼運動に辟易する気持ちは分かりますが、僭越ながら全体に拡散する前にちょっと立ち止まって吟味してから行って欲しいと思います。
 よろしくお願いします。

  • 2011/07/25(月) 20:33:56 |
  • URL |
  • Saizwong #aswhZyPU
  • [編集]

嗚呼無常

 結局いまの脱原発の人々の大抵の御仁は、かつての「戦地の兵隊さんを思え」と同じ思考方法で「福島の人々を思え」といって自分の言葉以外を封殺しようとしているのでしょう。まさしく大本営「見ヨラン、聞ヨラン、分リヨラン」を地でいっているのが嫌なものを見た感じではあります。

 かつて福島は中通の郡山に10年ばかり暮らしていた身なので、あの原発事故当時で何を真先に思ったかと言えば「浜通りの人は大変なことになったな」と、完全に他人事に近い感情を抱いたのを良く覚えております。関東人は馬鹿の一つ覚えのように「フクシマ、フクシマ」と連呼しますが、一度地図でも開いて原発の距離と会津の距離をコンパスで円を描く手間を惜しむ姿にただただ呆れておる次第です。

  • 2011/07/22(金) 07:30:11 |
  • URL |
  • 枯山 #B2zLP17c
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Author:一知半解
「一知半解知らずに劣れり」な自分ではありますが、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」…と、かの兼好法師も仰っておりますので、ワタクシもブログでコソーリとモノ申します。
一知半解なるがゆえに、自らの言葉で恥を晒すのを控え、主に山本七平の言葉を借用しつつ書き綴ってゆきたいと思ふのでアリマス。宜しくメカドック!!
日々のツイートを集めた別館「一知半解なれども一筆言上」~半可通のひとり言~↓もよろしゅう。

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